SUPER SAPIENSS THE BEGINNING 完成披露上映会
2022年7月10日18:00。これまでベールに包まれていた『SUPER SAPIENSS THE BEGINNING』がついに、新宿バルト9で公開されました。
座席数250の第8スクリーンは満席。一般客やサポーター、さまざまなメディアにも公開され、待ちに待った情報解禁となりました。
ここでは、上映会の様子と感想についてご紹介したいと思います。
『THE BEGINNING』公式サイトは👇
1.いざ、バルト9へ
この日は、スパサピ公式ショップで購入した黒Tシャツを着て、いざバルト9へと向かいます。
雲ひとつない青空で、スパサピの船出を祝福するかのようです。
サポーター数名と、とある計画を実行するため、開演2時間前の16:00にバルト9に到着。
シネマロビーを見下ろせる、「CAFÉ OASE」で皆の到着を待ちます。
そして5名のサポーターが集結。
オフラインでは初顔合わせの方々もいましたが、オンラインでは面識があるため、すぐに打ち解けます。
そしていよいよ計画を実行することに・・・。
2.スパサピイブニング
完成披露上映会は本日限りということで、遠方の方々や、都合が付かずに来られなかったサポーターの方々に、少しでも現地のワクワクを伝えられないかと考え、サポーター初のTwitterスペースを計画しました。
題して
「勝手にスパサピイブニング『THE BEGINNING』サポーターによる公開直前リポート」
毎週火曜日21:00から、ボードメンバーによる「スパサピナイト」が開催されていますが、サポーターとしては初のスペース企画。
スパサピナイトよりちょっと早い夕方の開催ということで、「スパサピイブニング」?
サポーターの皆さんが聞いてくれるかという不安と、ちゃんとしゃべれるんだろうかという緊張のもと、スタートします。
「なぜスパサピに参加したのか」、「スパサピに期待すること」をお題に、ゆる〜いトークをしていると・・・
なんと佐藤祐市監督がスピーカーにあがっていらっしゃるというサプライズが起き、皆大騒ぎ…%∞♪¥⚪︎&∀♬?!
楽屋でのリハーサルの様子や堤幸彦監督の声が聞こえてきて、臨場感を味わいます。
想像もつかないことが起きるのはスパサピならではのこと。
佐藤監督、お忙しいところ本当にありがとうございました。
サポータートークの内容は以下。
Q.なぜスパサピに参加したのですか?
以前からFiNANCiEを利用していて、エンタメDAOが面白そうだった。
監督の情報やSNSを追いかけていたら偶然見つけた。
森谷雄プロデューサーの1月19日のプロジェクト発表会を聞いて感動した。
無名な役者やクリエイターでもチャンスがあると感じた。
普通に生活していたらあり得ないような出会いがあると思った。
SNSの広告を見て、オーディションに参加できることを知った。
成瀬拓也さんの活動に注目していたら、スパサピを見つけた。
Q.スパサピに期待することは?
脚本家や俳優部、その他のクリエイターの方々が、100年続くプロジェクトの中で活躍の場に出会えることに期待したい。
作品に出演したい。全国どこにいてもチャンスがある。
俳優やクリエイター以外でも、スタッフや広報としても参加できるような機会を今後も作ってほしい。
監督たちが自由に思い描いているものが世界に発信されること。
サポーターがアイデアを提案できるような雰囲気作り。
皆さん、さまざまな思いを抱いて参加されているのですね。
シネマロビーには、出演者の方々や、スパサピTシャツ、スパサピキャップを身につけたサポーターの方々、メディアのカメラが続々と来場します。
そしていよいよスクリーン8へ。
スパサピイブニングのアーカイブは👇※23分過ぎくらいから始まります。
3.完成披露上映会
いよいよ待ちに待った上映会が始まります。
司会者の荘口彰久さんの紹介により、堤幸彦監督、本広克行監督、佐藤祐市監督、森谷雄プロデューサーが入場されます。
「空席以外、満席ですね。」
堤監督のお決まりのジョークから始まります。
3監督の掛け合いは、いつ拝見しても楽しく、これぞエンターテインメントだと思っていましたが、皆さん素のままだそうで、打ち合わせはいつもジョークを言い合っているとのこと。
もっと聞いていたいと思いますが、この日は上映も含めて1時間と限られています。監督方のお話は次の機会に。
①出演者紹介
堤監督の作品はキャラクターが濃いイメージがありますが、今回の作品の配役も大変バラエティに富んでいるという印象でした。
以下敬称略。
※紹介文には僕の私見も入っていますのであしからず。
🔹ヒロイン・環栄李花役・・・岡エリカ
今日のために作風になぞらえた金魚柄の浴衣姿で登壇されました。声楽をされているということで、演技中の美声と声のハリは大変素晴らしいものでした。堤監督が太鼓判を押すほどの魅力的な俳優さんで、映像作品は本作が初めてということですが、今後の活躍に期待です。
🔹山中伝蔵役・・・池浪玄八
俳優としてはベテラン。一見物静かで真面目そうに見えますが、インタビューではウィットに富んだ一言で会場から笑みがこぼれます。優しいお父さん的な印象です。
🔹立花雪根役・・・髙橋佳成
福岡を拠点に活躍されている俳優さんです。今回の作品の脚本を手掛けた萱野孝幸監督が2019年に発表した『電気海月のインシデント』に出演されています。公式サイトのメイキングムービーを見ると、ドラマの中で着ているコートは・・・わかる人にはわかる。
🔹笹白趣美役・・・伊藤さゆり
堤監督いわく、人をくったような印象が役にぴったりだったとのこと。目がとても印象的な方です。
🔹錦川ヒナ役・・・藤嶋花音
出演者の中では最も若い高校生。オーディションでは涙を流す迫真の演技でした。
ストーリーではどんな役割を果たすのか期待です。
🔹サトー役・・・屋良学
役柄では沖縄弁を話す謎の人物。堤監督とは以前から交流があるということで、舞台挨拶も沖縄弁でした。あごひげが印象的な気になる俳優さんです。
🔹亜門役・・・植田崇幸
役の設定ではムキムキマッチョということですが、本人は真逆の体系。ストーリーの中ではとても味の濃い、なんだか気になる俳優さんです。
🔹スコル役・・・花岡咲
オーディションではマイクトラブルに見舞われながらも、見事に配役を獲得。役のイメージにぴったりの不思議さを醸し出していました。
🔹小井出役・・・田島冴香
配役は某ホテルの女社長を想像するような衣装でしたが、登壇時の普段の雰囲気とは全く違った印象。カレー色のマニキュアをつけてきたということで、配役にはとてもお気に入りの様子でした。
🔹山本役・・・渡邉泰良
東大卒で金融業を営んでいるという異色の経歴を持ちながら、新しいことをやりたいと一念発起。堤監督からは、オーディション時の怒りの演技がとても印象的だったとの言葉が。誰にでも参加できるチャンスがあるスパサピは夢があります。
🔹大森百合子役・・・高橋美津子
堤監督作品の『人魚の眠る家』にも出演されています。堤監督作品はキャラクターが濃いイメージがありますが、中でも落ち着いた雰囲気の方という印象でした。
🔹山田三郎役・・・比佐仁
「上段の方、見えてますか〜」との第一声に、堤監督に「慣れてる感じやめてください」と釘をさされる一幕も。スパサピサポーターである僕とトッキーさんの名前を呼んでいただき大変感激しました。
🔹大森役・・・荒木民雄
高橋佳成さんと同様、『電気海月のインシデント』に出演されています。画面を見た瞬間、とてもインパクトのある方です。
🔹原始ネアンデルタール人役・・・児玉純一
ネアンデルタール人役にぴったりのいでたちというと失礼かもしれませんが、適役。ネアンデルタール人のホモサピエンスへの復讐が主軸テーマのこの作品。今後の展開が楽しみです。
🔹渋谷のネアンデルタール人役・・・鴨頭嘉人
「渋谷のネアンデルタール人って意味不明」とおっしゃるこの方は、超人気YouTuber講演家。ボードメンバーの成瀬拓也さんと以前から面識があり、スパサピの理念に共感してサポーターになったとのこと。出演に至ったエピソードについては、対談動画をご覧ください。
堤監督と鴨頭さんの対談動画はこちら👇
🔹スパサピファームの皆さん
オーディションでは役柄にマッチせずに、今回の配役には選ばれませんでしたが、堤監督一押しの俳優さんたち。今後の作品で主役級を張ることになるかもしれません。目が離せない皆さんです。
北島タツロウ、高橋美津子、荒木民雄、藤田真澄、西川好之助、辻創太郎、美玖空、福宮あやの、石橋征太郎、篠原あさみ、田山由起、江藤あや、比佐仁、児玉純一、渡辺慎一郎、相澤侑我、植田崇幸、村本明久、小石周平、憲俊、明日香、宮居佳世、奥田幸治、卯内里奈、吉岡睦雄、中村祐美子
🔹主題歌『Hourglass』・・・Alisa
堤監督作品では『SPECサーガ完結編』の主題歌に抜擢されたオーストラリア在住のシンガーソングライター。
透き通ったミステリアスな歌声で、作品のイメージと調和します。
Alisaさんのプロフィールはこちら👇
②上映会
ここでは詳しい内容はお話しできませんが、鑑賞した感想をつづります。
映像は15秒前のカウントダウンとAlisaさんの歌声から始まります。これを見た瞬間、ブルッとくるような感覚に。
『007』シリーズのオープニングテーマのようなミステリアスな印象を覚えました。
5月31日にボランティアスタッフとネセサリー(エキストラ)として参加したため、あの時のシーンがこんな風に仕上がったのかという感動と驚き。
そして、謎のワードと映像シーンが次々とフラッシュバックし、息つく間もなく15分間の作品が終了します。
鑑賞後の第一印象は、ストーリーは良く分からないけど、なんか凄いことが始まったということ。
もちろん今回の『THE BEGINNING』はストーリーをギュッと凝縮したものなので、話の内容を追いかける暇はありませんが、想像力をかき立てる作品と感じました。
作品のテーマは『ネアンデルタール人のホモサピエンスに対する復讐劇』
スーパーサピエンス=超人類という名前にふさわしいテーマで、今後の展開が非常に楽しみであり、早く本編を見たいという声もたくさんあがっています。
私事ですが、ネセサリーとしても画面の遠目に横顔が映り、晴れて映画デビュー!?エンドロールにネセサリーとして名前まで載せていただき、感無量でした。
4.観覧を終えて
ついに走り出したSUPER SAPIENSS!
当初は年内に撮影が開始できるかどうかと堤監督はおっしゃっていましたが、蓋を開けてみれば半年も前倒しのハイペース。
早くこのプロジェクトを世に送り出したいという強い願いから、みんなの歯車がかみ合い、エンジンは加速していきました。
途中で息切れしないか心配する方もいるかもしれませんが、これから100年続くプロジェクトのまだまだはじまりの始まり。
これから次々とバトンをつないでいき、太い幹のもと、さまざまな形に枝分かれしていきます。
監督、ボードメンバー、スパサピ共犯者の熱い思いが続く限り、もう止めることはできません。
スパサピの輪は全国へ、更には世界へ、そして宇宙へ?広がっていくことでしょう。
少しでも興味を持ったそこのあなた!
見ているだけではもったいない。一緒に参加してみませんか?
あなたも今日からスパサピ共犯者です。
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SUPER SAPIENSS
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