ドラマなんだからさ
有名脚本家、当てたプロデューサーと演出家のコンビ、世代を代表する役者の起用、シークレットゲストの豪華さ、いろいろ、華やかな春ドラ。
観たい〇〇じゃなかったといって派閥を宣言した、ファンとしてそれはどうなのの一派を生んだ、問題作(笑)なんだろうけど、仕掛けがどうとか伏線と回収がどうとか、一億総批評家みたいなTwitter民の顔色うかがうようなドラマ評も出始めて、がっかりするやらあきれるやら。
ドラマなんだから、なんも考えずにきゃーきゃー楽しめたらいいんじゃないの。細腕繁盛記とか大河ドラマとか、そういうので育ってきたわたしなんざ、ケチつけるなんて言う文化にはなじめない。すなおにえええええ、そうだったの?とかあいつひどい殺す!とか提供される娯楽に一喜一憂しながら楽しんでいたもんだよ。いつからこんなに文句言うのは相手のためみたいなクソ文化になったんだ。
綾野剛と石原さとみがめちゃかわいくて、かっこよくて、美しくて、海や自然は守らねばならぬ的な正義と、企業は儲けてなんぼな正義がぶつかりあってて、そこには兄弟家族のしがらみがからんでおり、やっぱり人を殺していたらしい綾野剛と、やたらかわいい石原さとみヒロインが人間じゃないってだけじゃん。え。
楽しもうぜ。