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小さい頃からの習慣

皆さんは何か子どもの時からの体験で身についている習慣などはあるでしょうか?

以前のブログで触れた事がありますが、私たちが今現在出来ている、当たり前と思っている事の殆どは、知らず知らずのうちに子どもの頃に練習を繰り返して出来るようになったものばかりです。

それらは単純な日常に必要な動作もあれば、家庭によっての習慣だったりもします。


日本にいる妹と話をしている時に、先日アップした「心配性だからこそよく動く」について、これは親から、特に母からの影響が強い気がするという話になりました。


というのも、私たちの母は色々と母独自の家での決まりやルールを持っていて(それらが特殊だった事も大人になってから知ったのですが)、それらはとても理にかなっているものもあれば、疑問に思って後から理由を聞いたものも多々ありました。


そんな中での一つが「寝る前の準備」でした。


ベットに入る前に、学校の教科書などの時間割や持っていく物の確認はもちろん、着る物も全て枕元に畳んで用意しておくというもの。

当たり前の事としてしていましたが、これって別にみんながしている事ではないと後になって知りました。

個人的にも理に適っていると思うのだけれど、友人には「その日の天気や気分によって朝決めたい」と言われました。


それを聞いた時に「確かにそれも一理ある」と思ったんです。


それでもこうして40代になった今でも、毎日用意してしまっている私。


そして妹もそうでした。


これは確実に母の教育が私たち姉妹に浸透している証拠の一つ。


だって私たちはもう大人。


自分たちで行動を決めて、面倒だからやらない、朝決める、という事だって出来るのに、それは何となく落ち着かない。


「朝寝坊してしまって、その時に用意がなくてパニックになったら」

「準備をしていなくて忘れ物をしたら」


という考えのもと、どうしても前もって用意する方が安心してしまうんですよね。


「まぁ多少遅れても大丈夫」

「忘れものしてもいっか!」


とはなれないんです。


だからと言って今まで一度も遅刻したことがないか、忘れ物をしたことがないか、と言われればもちろんそんな事はないんですが、でも、そういう時でももし準備してなければもっと遅れていたし、もっと忘れ物をしていた、と思えてしまう。


これは私が「心配性」だからなのか、これらの習慣から培われたものなのか、教育と経験から心配性になったのか。


私と妹は本当に見かけも性格も違いますが、こういう所の考え方や感じ方が一緒なのは、やはり同じ母から同じような教えをされたからだと感じます。


人間の性格は生まれ持ったものももちろんありますが、環境による影響、特に両親からのものがやはり多い、そしてそれは大人になっても身に沁みついている事もあるんだと改めて思いました。




皆さんは子どもの頃からの習慣で、未だにしている事、しないと落ち着かない事とかありますか?

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