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カナダで保育:腰は大事に…
引き続きの慣らし保育の中で、今日で実質3日目の男の子がいます。
その子はとにかく大きい。
ご両親とも長身なのでそれを受け継いでいるのか、うちのクラスの中では断トツ背が高い。
そんな彼は先週は3日ほど休んでいたので実質今日が3日目、しかも週明けという事もあってか朝から大泣きで、私は今週遅番という事もあり園に着いたのは9時半過ぎだったけれど、目から鼻から口から色々なものを大放出中でした。
そして一人の保育士が彼を落ち着かせようと抱き上げようとしたのだけれど、それが間違いでした。
やってしまったのです、グキッと…。
保育士の宿命でしょうか。
年齢が下のクラスではどうしても抱き上げないといけない場面もあるのだけれど、私のいるToddlerクラスでは基本的には抱っこはしません。(ハグをしたり膝に座ったりはもちろんあります)
それには子どもを一人の人間として尊重する、そして保育士の体を守るという意味があります。
けれど慣らし保育中、大泣きの子ども、油断してしまったんでしょうね。
そこまでひどい痛みではないものの、念の為に明日はお休みしてもらう事にしました。
保育士にとっての腰痛は本当に天敵です。
特に下のクラスでは目線を合わせる為にもしゃがんだりする事も多いですし、おむつ替えやお昼寝でCribに入れる為抱き上げる事もあります。
そんな中で腰を痛めてしまう保育士は多く、それを理由に上のクラスに移ったり、保育士を続けていけなくなったという知り合いもいます。
人間何をするにも健康第一だと思いますが、ついつい面倒くさくてひょいっと持ち上げてしまったりすることも私自身多々あるのですが、「ケガは一瞬」という事を忘れず、何かを持ち上げる時には膝を曲げてから立ち上がる、という事の大切さを痛感した出来事でした。
皆さん、腰は大事にしましょうね。