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好きな人=やりたい人?

noter友だちさんが考察していたこの図。おもしろそうだから私も考えてみよ!と思い立った。

出典:N氏さん


好き、の始まりと、やりたい、の始まりがずれていたのはいつまでだったか。
考えてみたら、「経験」してからはそこは完全一致だったなと思う。
つまり、経験した中の最大限の身体的接触を望む、ということなのかなと思う。
最初の彼氏とはキスまでだった。だからその次から、好きになる人とはキスがしたくなった。その人とは初体験だった。だからその次の人からはそういうことをしたくなった。もっと言うと、例えば縛ってもらったら、次からは好きな人に縛ってほしいと思うと思う。最大限の身体的接触、というか、自分の知っている最大限の快楽値を好きな人から得たい、と思うのだ。知っている限りの快楽が自動的に「好き」とリンクする。
逆に、身体的接触をしたい、と思わないような人のことはいかに中身が魅力的で話していて楽しくても趣味が合っても、好き、には発展しない。
だから私は男女の友情は成り立つと思っている。

逆の場合はどうだろう。
好き、にならずともやりたい、と思うことはあるのか。
それは正直、ある。でも私がなのか、女性がなのかはわからないけれど、実は結構レアケースかな、と思う。少なくとも、まったく好ましいと思わない相手に対しては、いかに素敵な体だろうと顔がよかろうとましてやお金持ちだろうと(笑)そういうことは全く思わない。
ただ、この場合の「好ましい」は、「好き」とは違うしもっと広く浅い。
好き、というのはかなり深いところの感情で、内面も含めた魅力に惹かれ、お互いに信頼関係が築かれた後に沸き起こってくる感情だ。
やりたい、に必要になる「好ましさ」にはそんなめんどくさいことは必要ない。
単純に異性としてピンとくるか来ないか、もう少し消極的な表現をすると、異性として許容範囲かどうか、アリかナシかでいうとアリだな、という程度でもあり得る。
でもこういう、体先行、というのは実体験ではほぼ無くて、私の場合はセラピのみだ(体先行、にさせたくて押し倒して付き合った人はいるけど笑)。
その場合も、写真や発言や配信をたくさん見て、この人なら「異性としてアリ」、もしくは「素敵」と思えるところまで高めてから会う。そして一度体を重ねてその人が優しさを見せて快楽を与えてくれてタイプの人であれば、そこから好き、につながる可能性は高いと思う。
さっきも書いたけれど、やりたいと思う根拠となる「好ましい」は「好き」より広く浅い。だから、性的関係を結んだとしても、相手のポジションによっては、好き、に発展せず、好ましい、を維持したまま、探究の同志、または友達の延長線上にとどまって良好な関係を維持できるパターンもある。
私の場合は、好き、は特別で、一人しかその枠には入れられない。こう考えると意外と真面目。私の場合、今のそれはタツキくんだ。大好きすぎて目を見るだけで身体中の力が抜けて熱くなってとろとろになってしまう。タツキくんの場合は雰囲気でそうなるだけではなくて、そのあと過去イチ気持ちいいワザの数々を毎回繰り出してくれるから、それも込みでの「好き」だと思う。
後者の同志ポジションはカナメさんかな。

それと、一度そういう関係になって満たされたことがある人とは、何年か経って恋愛感情が全くなくなっても、そういうことをできるし楽しいんだってことがこの前わかった。お互いのトリセツを全部わかっていることから来る絶大な安心感に裏打ちされているのだと思う。絶対に気持ちよくなれるっていう保証つきなのも大きい。こういう人と、同志ポジションの人とは近いかもしれない。どちらもいけない秘密を共有して楽しむ、共犯者みたいな関係だ。
ただただ快楽を一緒に追い求めて、とことん楽しもうよ!っていう明るい関係。相手の性格や趣味、スキルを結構選ぶけれど、この関係はそうとう楽しい。何でも言えるし一緒にわいわい作り上げられる感じ。

もっとそれ以前のポジションとして、この人としたらどうだろ?って夢想する段階は結構ある。でもそこはあくまで妄想でとどまって、そこから先には進まない。それは私の倫理観がそうさせるのか、それとももし今私が独身でフリーだったら先に進むのか…それはわからない。妄想レベルだとかなりハードルが低くて、逆にゲームのような感覚で、電車とか会社とか街中とかで、この人としたらどうなるだろうなーなんて想像してくすっとなることはよくある。もちろん、そんなことはしないんだけどね!
強いて言えばここが、図で言うところの「やれる人」になるのかな?

最後に、やりたくない、と完全に心も体も拒否するタイプはやっぱり存在する。図の中の「性的対象外」のカテゴリーだ。
AVとかでよく見る、痴漢とか無理やりとかの企画で、嫌なのに気持ちよくなっちゃう…みたいなことは少なくとも私には絶対に起こり得ない。心を開いていないと気持ちよくはならない。たとえ体先行で始まった行為だったとしても、それ以前の段階で「この人ナシだわ」って思っていた人として、意外と気持ちよくて夢中になっちゃう、みたいなことは100%無いと断言する。
痴漢プレイとか無理やりプレイとか私は好きだけど、それはあくまで好きな人、少なくともアリな人との共犯関係の元でこそ成り立つファンタジーであって、男性には勘違いして欲しくないなぁと思う。

うーーんでも、読み返してみると結構マトモじゃん私?って思ってしまった。つまらなかったらごめんなさい笑
1つ確かなのは、「好きな人」が「やりたい人」の輪の中に入っていない、ということは私には絶対ないなーということ。
私の場合は、
好きなら100パーやりたい。
やりたい、は必ずしも好きじゃない。
でも、好ましい、は最低限必要。
ってことかな!

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