タツキくんへのおねだり。
あのね、
あなたの赤い縄で
私の全身を戒めて欲しいの。
動きを完全に奪ってから、
優しい意地悪で永遠に焦らして欲しい。
私が耐えられなくなって
はしたないおねだりをしたら、
すぐに口を塞いで罰してくれていい。
ほのかな灯りの下で
恥ずかしい格好や恥ずかしいところを
じっくり隅々まで観察して。
そうして耳元で、
あなたからどんな風に見えているのか
逐一言葉で教えて欲しいの。
その天使みたいな
鼻にかかった甘い声で。
私があなたの言いなりであることを
心と脳と体すべてに
深くえ