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ひらひらと降り積み続く後悔を花片か雨雪選ぶはわたし

 先日、看護協会主催の研修会へ久しぶりに参加しました。在宅・施設ナース対象の『生きるを支えることができる看護』について。
その研修で思いがけないことに、私自身が強く励まされる事になるとは!
講師は山梨県立大学大学院 がん看護学教授 前澤美代子先生。

 先生はハッキリキッパリ断言された。
『生きるということは危機とストレスの連続であり、人は後悔するものなのです。たた、私たちはその後悔の質を変える援助をする事ができます。そのためには良く考えること、そして自分で選ぶこと』

 私は後悔するということは悪い事なのだと思い込んでいました。だから 今までの山ほどある色々な後悔をできれば消し去りたかったし、それはできない事だから無かった事の様に振る舞い、平気なフリをし、傷ついていない風を装っていた。
ああ、でも、後悔していいんだ。ただ、その後悔で足元がぬかるんで足を取られないように、どんな後悔にするのか、そしてそれを自分で踏みしめ味わえばいいのだと、わたしの認知の歪みがひとつ修正されたのだ、あっさりと。

 多分、今の私が聴いてココロに触れたのであって、20代30代の若い私だったら受け取り方が違っていたと思う、人間って、自分って面白い。仕事に活かす為の研修で自分自身が元気づけられたのだった。

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