他人が作った理想像に惑わされないで
こんばんは、kaorinです。
誰だって“理想”はあります。
理想のパートナー像
理想の親や子供の姿
理想の上司の在り方
「この人、こうだったらいいのにな〜」という思いがあります。
特に、雑誌やネットの世界だと「こういう人は愛される」とか「こういう事をする人はいい人だよね」とか
◯◯だったら、こうあるべき
みたいな情報がたくさんあります。
私は、それはそれでいいと思いますが
あなたが“それ”に惑わされてはいけないよ
って事です。
「理想は理想。あなたはあなた。」で、いいのです。
誰もが思う理想の人って「完璧な人」です。
例えば、母親なら…子供の面倒やしつけをしっかりして、家事も完璧にこなし、冷凍食品や出来合いの惣菜なんて以ての外、夫を立てて、義実家との関係も良好に保ち…とか何とか、いろいろありますけど
それを全てできる人は「ロボット」です。
いや…うちの妻は、こういう人だけど?という人もいるかもしれませんが
私は、その状態を維持している事に危うさを感じます。
きっと、その奥さんは“自分の中で何かを失くして”いることでしょう。
これと似たような事で、理想の彼氏・彼女像もありますよね。
私は女性なので、女性目線の話になってしまいますが
彼女だったら、相手の事を考え、感情を剥き出しにせず、相手をねぎらい、いつまでも美しく、相手の全てを受け入れ、清楚な感じの服を着て、髪型はロングで、いつも笑顔を絶やさず、夜は…
できるかぁーい!!!
じゃないですか?(笑)
というか、出来なくていいんです。
むしろ、出来なくて当たり前です。
だって、これらは「あなたがなりたい自分」じゃないからです。
人間、誰しもが“同じ調子”で一定に居続ける事はできません。
なぜなら“感情”があるからです。
感情は、どうしたって上下します。
それに伴って身体の調子も変わってきます。
そんな人が、毎日同じ雰囲気で、同じ感情で、同じ行動を取れるはずがないのです。
理想像とは「多くの人」の意見から作られているので、多くの人の理想にマッチする人の事です。
こういう“理想像”に近づきたい!と思う時って
「嫌われたくない」
からです。
相手に嫌われたくないから、みんながいいと言っている姿になれば「嫌われない」だろう
という考えじゃないですか?
「嫌われたくない」という思いからの行動は、一瞬は役に立つかもしれません。
ですが、後々に必ず“つらく”なります。
だって「自分以外の何か」になろうとしているので、自分から“かけ離れて”いくからです。
そしてもう一つ、その“理想像”になれたとしても
それを相手が気に入ってくれるか?は、わからないのです。
どれだけの美女やイケメンだったとしても
世界の人達の全てに好かれる事はないし
そもそも相手が「一般的な理想像」が理想ではない場合もあります。
だったら、自分らしく生きて、その姿を「好きだよ」と言ってくれる人を大切に想えれば素敵ですよね♪
相手の理想に合わせたところで、相手にとっても自分にとっても何の得はないのです。
“理想”を追いかけるのであれば、それは「自分の理想」にしてください♪
あなたは、あなたでいいのです。
思いっきり!やりたい事やって、好きな事しましょう♪