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劇への帰還

いつぶりだろうか、敬愛する恩師と話す機会があった。私は過去に大学で演劇を学んでおり、そのときに演技や劇作のイロハを教わった人である。「文章表現」という、その名の通り文章を書いて提出する授業で、岸田國士戯曲賞の選考委員も務めた彼から「Sランクなんて数年にひとりしかつけないが、君のそれはSだ」と評価をうけたことによって、単純な私は自信を深め、自ら劇団を立ち上げたりといった行動を起こすきっかけになった。しかしもともと心身ともに強いとは言えず、そうした内的要因にさまざまな外的要因が重なったせいで卒業を翌年に控えた春に体調を崩し、見事留年。その後、長らくの療養を余儀なくされる。そして最近になってようやく調子が上向いてきたため、公演を観に伺ったところ、現状への助言をしてくださったのだ。

甘い言葉で期待をもたせる人ではないので、耳の痛い指摘が多くを占めたが、おかげさまですこしばかり展望が開けてきたように思う。とはいえ、ブランクにより失ったものはあまりに大きく、まだまだすべてにおいて暗中模索している。だから、こうして日々ぼんやり考えていることを記すことでなにかの助けになればと考え、noteをはじめた次第です。たぶん、気合を入れて書いたりはしなくて、のんびりやっていくことになると思います。なにとぞ、よろしくお願いします。

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伊藤 芳樹
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