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物理学から見える自分の生き様・死に様

全くの文系脳の私。数字は大の苦手。授業のプリントを配るときに生徒の数を数えることもパニックになる。(たかだか4枚から7枚くらいの紙を数えるだけ)そんな私だから、物理なんて全く意味不明だった。高校で記憶の彼方に微かに残っているのは、「なんとかやり過ごせた。もう二度と関わりたくない。」ただその思いだけだった。

ところがところが、ひょんなことから、物理の授業を受け持っている先生とお話しする機会があった。文系の私とは全く違う思考回路に、驚き、面白いと思い、「理系の人はそういう考え方をするんだ~。」と同時に、「文系、というか、社会科系の私はこういうことに興味を持ち、ここを深堀したいって思うんだ~。」という自己発見にもつながった。

改めて、自分と違う世界を知っている人と話すことは面白い!!!と思った。もう一人の数学の先生はバレエ(踊り)を趣味として習っているとのことで、数学的思考のもとに踊っているとか、いろんな舞台を見る時も、そのダンスがいつの時代のどの型(流派?)か観察すると言っていたのが面白かった。バレエも音楽も、何か共通点があるんだなと新たな発見だった。

巷で「引き寄せの法則」というものがあり、そのことについて物理の先生に聞いてみると、学問的にも合致するとのことで、私はただただワクワク質問攻めしてしまった。

そしてその先生が教えてくれた動画。

自分から進んでは絶対に見ることのない禁断の扉のような世界。
私はすぐにこの動画をその後の隙間時間に見た。
そして再度、今日、じっくり見た。

この中のある内容に、私の人生の目的というか、今の肉体を終えるひとまずの終着点を垣間見たような気がした。

粒子と反粒子が出会うと消滅する。
反粒子:粒子と同じ質量をもちながら電気量が正反対の粒子
マイナスの電子とプラスの陽電子が出会うとそのどちらもが消滅する。

あんまり詳しくないけど、般若心経の「色即是空空即是色」みたいな、陰陽のあのマークみたいな。

こんなにも、物理学の中に自分の人生が凝縮されて見えるなんて思いもしなかった。

出会いってすごい。

毎日の一つ一つの出会いをきっかけとしてたくさんの気づきにつながっていく。

今まで出会ってきたたくさんのブラックの自分。そしてそれをきっとちゃんと包み込んであげられる優しい自分。その統合が人生そのものなんだきっと。

こんな物理の先生に出会っていたら、私の人生変わっていたかな(笑)いやいや、きっと私はどんな面白い理系の先生に出会ったとしても、歴史が好きだった(笑)

先ほど、オンライン英会話で、このことを話題にした。人生で初めて物理について英語で会話した。ネイティブの先生が「ネガティブ」とか「ポジティブ」と物理のことを説明するのがまるで心のこととか人生のことを話しているようだった。「Like a human life.」と言うと、「そうそうその通り!」と答えてくれた。

学び続けることは楽しい。

今日は、この物理の動画を見ながら学ぶ自分に悦に入っていた。そして学んでいる自分が好き!と心から思えた。

物理学の分野で多くの日本人が新しい理論を発見したことを知れたことも嬉しかった。

まとまりのない文章になってしまったけど、どうしても記録として残しておきたかった。理系が全く苦手な私が、理系も面白い!と心から思い、学んでみたいと思えた記念として。


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