「感謝だねぇ」とよく言い合う義父母。
きゅうり持ってきてくれたり、枇杷を持ってきてくれたり、お魚を持ってきてくれたり。
「感謝だねぇ」と良く言い合うお二人。
食べる時も、食べた後にも。
「ありがたいねぇ。次うちからは何渡そうか?みんな上手に(野菜を)作りなさんさるし、ビールにしようかー。」(ちょっと方言があっているかわからない。)
などよく話し合っている。
ずーーーーーーっと、何十年も続いている地域の中での分かち合いや循環。
ちゃんと持っていくときは一言聞いて、「あーきゅうりもらったばかりええわー」と断ることもする。いただいたものも、多すぎたらまたご近所へ分けて配る。
大事だなぁ。
ちゃんと断ることと、独占しない感じがすき。
親戚でもないのに、うちの子たちを自分たちの孫と同じように大事にしてくれたり、お小遣いまでくれたり、時々、入学祝いまでいただくことも。
この地域はやはりみんな都会へ出るし、お孫さんたちと滅多に会えない人たちがほとんど。子供の声がしたら嬉しいわ〜って外へ出てきてくれるご近所さんも。
おじいちゃんおばあちゃんにとって、地域の子供や孫という存在・命がどれだけ力になるか、そんなことを実感している。
8歳の息子にとっても、4歳の娘にとっても、初めての手持ち花火。
(息子も2歳で渡米してるもんね。初めてと聞いてわたしもビックリした。アメリカには手持ち花火ないね。)
三日後に大阪へ戻る。
今回、本来なら夏休みに帰国して会えるはずだったわたしの父が亡くなったことで、息子は特に島根のおじいちゃんおばあちゃんとは次も元気で会いたいんだって気持ちが大きい。
大阪へ戻って従兄弟とも遊びたいし、アメリカに戻ってお父さんにも会いたいし、友達とも遊びたいけど、島根からも離れてたくないよ…って複雑な心境。
わたしだって同じ気持ち。
そのぜんぶの気持ちを大切に大切にホールドしようね。