「愚痴は宝探し」である
昨日、「明日はこれ書こうかな」って書いたことはちょっとお休み。
今日は、わたしが今朝イラッとした
「今のはお前の質問が悪いわ。」
という言葉について書きます…
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それは、息子のゲームの話で、わたしはそのゲームの内容を知らない。息子がアップデートされたぁと喜んでいて、わたしが息子にとある質問をしたら、
「何言ってんの?そんなの当たり前じゃん。」
と、返事がきた。
(この時点で、当たり前って何?って思った)
そして、その後、夫に言われたのが、
「今のはお前の質問が悪いわ。」
というコトバ…
今までのわたしだったら、
「ハイ…すみません…」
ってなっていたと思う。
わたしが物事を知らない人だから、
わたしが無知な人間だから、
わたしが頭わるいから…
自分をジャッジして、
自分を責めて、
納得したことにして、流す。
(本当は流れていない、体内に蓄積している。)
でも今朝はすごいイラッとして、
「わたしあのゲームのこと知らんもん。わたしが知らんことやのに、なんで質問が悪いって言われなあかんの?」
と怒った。
なんでそんな風に言われなきゃいけないんだろう?
なんで自分が知っていることがみんなが知っている当然のことのように話を進めるんだろう?
もちろん「お前の質問が悪い」という言葉そのものを捉えずに、その言葉の奥を汲み取ることもできる、でもしたいと思えなかった。
このイラッとした自分とまずはつながりたい。
ここで「四つの耳」というワークを取り入れました。
NVCで出てくるジャッカル語とキリン語。
それについてはこの間に書きました。
ご参考まで♡↓
まずは、
【外向きジャッカル(他者批判)】
(写真は今回もどりちゃんの絵をお借りします♡)
あなたはなんでいつもそうなの!
なんで自分が知ってることをみんなが知ってる程で話すの!
地球人全員が自分と同じと思ってんの!?
マウントを取るなっ!!
常に知らない人がいるって思って生活した方がいいよ!
質問が悪いって何?そんなの言われて心地いい人いないよ!
誰もハッピーじゃないわ!!
わたしがそれで今まで何回傷ついてきたの思ってるの!?
それ絶対直した方がいい!!
ハイ、出ました出ました、出ましたよー。笑
つづきまして、
【ジャッカル内向き(自己批判)】
いやいや、わたしが悪いでしょ。。
いつもいつも知らないこといっぱい。
あらゆることを知ろうとしないお前のせい。
頭もわるい、だから質問もいつも下手!
もっといろんなこと学べよ!
相手もいい迷惑だわ!
ごめんって謝っておけば、その場の雰囲気壊さんで済むのに、そんなことで怒んなよ!
賢くないお前は黙っとけ!
出た。。。
けど、、、
めっちゃイタイやん。。。。涙
次は、
【内向きキリン(自己共感)】
悲しかったよね。。
うまく質問ができなくても、「こういうことが聞きたいの?」って思いやりを持ってサポートして欲しかったんだよね。
わたしという人間を理解して欲しいのかな。
頭がよくないとしても、受け入れられたいし、含まれたいよね。
そして、どんな人間であっても大切にされて、尊重される世界であって欲しい、そんな願いがあるんだよね。
わたしから出てきた、怒りの奥にある大切な大切な願いたち。
心が切なさとあたたかさで
なんだかじわぁーっとする。。
(※これもどりちゃん作のカードです♡)
そして、
【キリン外向き(他者共感)】
何かを質問したり、伝えたりするときに、彼は明確さや効率の良さを大切にしているのかなぁ…?
内容を理解した上で質問して欲しい、そんな配慮を求めているのかなぁ…?
わたしをサポートしたい、何か貢献したいって思っているのかなぁ…?
(もし相手に共感する気になれなかったら、もしかしたら、まだジャッカル語が出し切れていなくて、何かモヤモヤが残っているのかもしれません。または、自分への共感をたっぷりと受け取れていなくて、まだ傷が癒えていないのかもしれません。)
自分とつながり、
大切にしていることに出会い、
自分に想いを馳せる。
そして本人に確認をしたわけではないけれど、
(もちろん確認したいと思えるのであれば確認してもよい)
相手にもこんな想いがあったのかもしれない、
こんなことを大切にしたかったのかなって
相手に想いを馳せることで、
「あーーー、スッキリしたぁー♡♡♡」
と、心がスッキリキラキラふわふわしました♡
あーもうしばらく口を聴きたくねー、お昼ごはんも作ったらへんからな… って思っていた(笑)んだけど、このワークをした後に、仕事部屋から出てきた夫に、
「何か作るよ、待ってて!」
と、自然と声が出てパッと立ち上がった。
心からそうしてあげたい♡と思えていた。
朝の出来事は我慢することだってできるし、聞かなかったことにだってできる。そのまま何もなかったように振る舞うこともできる。
もちろん、わたしも毎回こうして向き合っているわけではないけれど、丁寧に向き合いたいなって思ったときは、
身体に小さな塊をできるだけ残さないように、
自分で自分の心の面倒をみる。
起こった出来事に対して、
起こった感情に対して、
自分で浄化をするために時間を取る。
この時間がまたとっても豊かで、
たまらんのです♡
(四つの耳のワークショップでもやってみようかな?興味ある人いるかな?まずはリラックスしてできるように友人たちがいいかも!)
このワークは「相手の愚痴を言うこと自体が目的ではない」という人も、「いやいや、わたしはとにかく愚痴が言いたいんじゃーっ!」という人でも、なんでも大丈夫♡
どちらにしても、向かう方向は同じなので、最終的には自分の大切にしているもの、相手が大切にしているものとつながることを目的としています♡
「愚痴」って大切。
愚痴に良い悪いはない、
とわたしは思っています。
なんなら、愚痴は自分の大切にしているものにつないでくれる、出会わせてくれる、愛おしい〜やつです♡LoveLove♡
昔、わたしも愚痴ばかり言っている人が苦手だなぁって感じているときもありました。聞いててしんどかったし、「愚痴らずにポジティブに生きた方がいいじゃん!いつまで愚痴ってても何にも変わらないよ!」って思っていたときもありました。
でもそれは、
愚痴そのものの表面上の言葉を、
そのまんま受け取っていたから。
でも今は、
相手が自分とつながれていないことがわかる。
そして、その奥にあるものはなんだろう?って
相手の心の奥に想いを馳せることができる。
愚痴を言い続けている人に出会うと、
自分とつながりたいのかな…
相手とつながりたいのかな…
本当は自分のことを理解して欲しいんだね…
本当は相手のことを理解したいんだね…
と、胸がきゅぅっと締め付けられ、切なくなることもあるし、
愚痴が大爆発している人と出会うと、
「最高っ!もうすぐ宝石が見つかりそう!」
と【宝探し】のような感覚になり、感動して泣きそうになったり。
(すぐに見つからず、時間がかかるときもあります。)
とにかく、愚痴って大切なんです♡
愚痴を扱える人たちがたくさんたくさん増えていったらいいなぁ♡
ということで、今日は、夫の一言から自分の内側の旅をして、愚痴って宝探しなんだぜ♡というお話でした。
今はもう、たくさんの宝石に出会えて、今朝の夫の一言にすら感謝の気持ちが湧いています♡ あの一言をありがとう♡笑
では、愚痴を言ったときに、この奥には何があるんだろう?と、少し立ち止まって、心に目を向けてみるハートフルな一日を♡
また明日ココで♡