#15 抽象具体を操るアーキテクトであって欲しい

息子たちへ
「構想力が劇的に高まるアーキテクト思考/細谷功・坂田幸樹」を読んで
※アーキテクト=全体構想家

息子たちには、お父さんとは違って、「思考」することを楽しんでほしい。

Q:思考力を高める為に必要な事は何か?
P:「抽象」という世界の存在を知り、意識的である事
R:日常生活の中で、五感で感じることができないものの為、
   意識しないと存在を忘れる
E:日常生活において具体の世界で五感を働かせて生きている人が大半。
   しかし、「抽象」は五感で感じる事ができないものであり、ある意味で  
   自然に逆らう行為
P:「抽象」という世界の存在を知り、意識的である事

考える事が分からない。人との議論についていけないなど、社会人になってたくさんの壁にぶつかって来た。
その中で、思考力がある人の観察や本を読んで、分かった事。
それは、思考力がある人、議論が上手な人と言うのは、「抽象と具体」という世界を自由に行き来しているという事。偉い人になればなるほど、「抽象」側の思考力が高いという事。

学生時代は、国語や数学で「抽象」「具体」という言葉を知ったレベルであったが、生きていく上でこんなに大切なものであると気づいたのは、本当に最近のこと。

教育においては、国語や数学というような教科の中で教えるというよりも、
「生きる力」「考える力」という教科を作って、その中で「抽象と具体」という勉強をした方が、幸せになる子供が増えるのでは?




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