#12 NHK「ちゃんみな」特集①

■背景
・NHKクローズアップ現代にて「ちゃんみな」特集を見る
・多様性という時代背景の中で、若者たちの葛藤を描き、その代弁者としての「ちゃんみな」という構成
・これからの教育を考えている自分にとっては、学びのある番組であり、
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■問題
・多様性という時代の変化の中で、若者は葛藤(※1)を抱え、「好きにしていい」という事と「責任を取る」とのバランスがうまく取れず、息苦しさ、迷いを抱え、自分を肯定することが難しい状況

※1:葛藤
・個性がないのも怖いけど、出してネガティブな評価をされるのも怖い
・自分の好きなことを見つけられないのは悪、一方、好きな事を実行し、
 ネガティブな評価をされるのも怖い

・時代の価値観の変化に、教育が追い付いてきていない
①自己決定スキル+責任請負スキル、自己承認スキル不足による他社評価依存
②対話スキル欠如による人間観の相互理解不足

■課題
・上記スキルの装着に向けた教育のアップデート

■感想
・世の中、人は十人十色という前提の中で、

時代×教育=幸福度=自己肯定度=自己承認力×自己決定力×責任請負力

いかに自律した人間を増やせるかがポイント。
※自律→自分で考え、決め、行動し、責任をとれること

番組の途中でちゃんみなが「美は他人が決める時代は終わった」と明言。
なるほどなと思った。
時代は、自分の事は自分で価値づけをする時代、または自分の事を自分で認めて上げないといけない時代であるという事を彼女は言っているのだと思う。

またそれを「対話」によって、周囲の人とすり合わせていき、ポジティブな部分だけではなく、その人のネガティブな部分、弱い部分も含めて、理解し、この世界に共存していく事が、多様性。

ただ、それができるスキルが伴っているか?というとそうではない。
故に、若者の葛藤や自己肯定感の低さにつながる。
私としては、そういったスキル装着を若者に提供できる大人になりたい。






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