
タルトには悪いけど
今日、フルーツタルトを食べた。
正直言うと、自分は普段甘いものや小麦粉をなるべく摂らないようにしているので、できれば避けたかったが、どうしても食べなければならない状況というのは、社会生活をしているとたまに遭遇する。
胃が重たい。
なんとなく気分がよくないので、せめてnoteのネタにして昇華しようと思う。
子どもの頃はフルーツやクリームよりも下のタルト生地の部分が好きで、そこを残して食べるなどしていた。
大人になった今、タルト生地のバター感や小麦感はもはやくどく、クリームも甘ったるい。
そしてタルトに乗ったフルーツの薄いこと。
ミカンなどに至っては、缶詰めのフルーツ?みたいな。
生意気を言うようだが、これではフルーツが食べたくてフルーツタルトを選んだ意味がない。
ちゃんと高くて美味しいケーキ屋さんのタルトなら違うのだろうけど、中途半端なタルトを食べるとこうなる。
これはケーキに限らず、外食全般において言えることだが、大人になって分かったことがある。
外でそれなりにちゃんと美味しいものを食べるのなら、ちゃんと高い値段を出さないと食べられない。
今私はめちゃくちゃ普通で当たり前のことを言っているようだが、大真面目だ。
最初から安さを承知の上でチープなところで食べればそれはそれでいいが、なんとなく、それよりは少しちゃんとしたものを食べたい、と思ってでも少しケチって下の上もしくは中の下あたりのラインを狙うと、結局同じようにチープなものにしかありつけなかったりする。
ちゃんとしたクオリティのものを食べたいなら、思ってる1.5倍いや2倍分くらいの金額を出さなければ食べられない。
タルトの話に戻ろう。
クリームとタルト生地とフルーツの繊維が混ざり合い今も胃に滞留しているような不快さが残る。
子どもの頃は何も気にせず喜んで食べることができていたのに。
大人になり、食べ物の栄養やらカロリーやら糖質やら経済性やら、ケーキ1つ食べるというだけで色々なことを考え、素直に喜べなくなった。
ふう。大人になるのもなかなか大変だ。