小さい子が大の苦手な自閉症息子が小さい子に共感した【自閉症・ADHD子育て】
昨日義実家から自宅へ帰ってきました。
行きが息子にとって初飛行機で、もしそれで息子がもうやだとなったら地獄だからと、夫が帰りは新幹線を取っておいてくれたのは大正解でした。
私も新幹線で安堵…(笑)
帰りの車内で後ろに座っていた子にブチギレていた息子。あーめんどい。(息子は聴覚過敏のため小さい子が苦手です)
でも、行きの飛行機では斜め後ろの子がずーっと泣き叫んでいても何も言わなかったんです。
はじめての飛行機でそれどころじゃなかっただろうし私も自分が耐えるので精一杯で息子を気にする余裕がなかったのですが、
あとで夫が「あれはうるさくなかったの?」と聞いたら、
「あれはオレもしんどかったから泣くのわかる…」
と言っていたんです!
というのは、その子が泣き叫び始めたのは飛行機が着陸態勢に入ってから。
私もあの揺れながらたまにふわっと浮いたりしながら高度を下げていく過程がほんとに無理で、冷や汗をかきながら耐えていたので、息子の言いたいことがすぐにわかりました。
て、あの小さい子大嫌いマンの息子が、小さい子に共感した!!
そもそも自閉症(ASD)の子は特性的に他人に共感することが難しいです。
でもできないわけじゃない。
人に、しかも小さい子に共感したことが嬉しかったです。
そうか、共感できればどんなにうるさくても文句は言わないんだなあ。
普段から、どうして小さい子は大きい声なのか、どうしてじっと見てくるのか、どうして犬がいきなり鳴くのか、共感できれば文句言わなくなるのかなあ。
もちろんその度に説明はしてますが、共感は難しいんだろうなあ。。
とにかく、小さい子に共感したという小さなことですが息子にとっては大きなことを大事にしたいなと思いました。
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