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小学生の時の私が報われた!

小学校の情緒支援級で介助員をしています。

今日は3年生の算数の、そろばんの授業を介助しました。


3年生がそろばんをやるのを見ていた2年生が
「僕のパパ、2級持ってる!」と言っていたので、

私は
「すごいねえ私は3級だよー、2級ってすごいんだよ!」と言いました。


もう30年も前の話なのですっかり忘れていましたが、私は小学校3年〜6年まで、そろばん教室に通っていたのでした。


みんなは今日が初めてのそろばんだったので慣れるために、一人が適当な数字を言ってその数をそろばんで表す、という課題をしました。

言っていいのは5桁(万の位)まで。


初めてだったけどだんだん慣れてきて、みんな楽しそうでした。


言った数を縦に並べて黒板に書いていて、
私がそろばんをやっていたことを聞いていた先生にふいに「これ全部足せますか?」と聞かれました。

私は「はいできます」とつい言ってしまいました。

30年も触ってなかったのに(汗)


おそるおそるやってみると…幼い頃に何度も繰り返したことは体が覚えているものですねえ。合っているかわからないけどとりあえずできました。


先生が電卓で答え合わせしてくれると…

合ってました!!


そこでみんな「おおお〜、すごい!」となりますよね。

よかった、私の小学校時代の頑張りは無駄じゃなかった、頑張ってきてよかった、、と口から自然に出ていました。


すると、すでに休み時間になっていたので、一人の子が私の頭を撫でてくれて、

「小学生の時の先生、よく頑張りました」

と言ってくれました!!


なんていうかもう言葉にならん…😭

小学生の私が報われたようでした。

計算が速くなったのはよかったけど当時正直楽しくはなかったと思うし、級が上がっていくのは嬉しかったけど3級はわりと大変だったし、サボって親に怒られたこともあったし、伝票算とかほんと苦手だったし。

そんな思い出が蘇ってきました。


褒めてくれた子が、
「そろばん楽しい、習おうかな」
と言ってて、

私が披露したことでそろばんができるとこんなことできるんだ、すごいなやってみたいな、と子どもたちが思ってくれたらもう嬉しすぎます。


子どもたちが、明日の時間割を書くときに明日も算数があるのを見つけて算数楽しみ!と言っていました。(いつも「算数か、やだなー」と言ってます)

子どもたちが算数を好きになってくれたら嬉しいなー!

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kk | 自閉症ADHD児母
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