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古墳で興奮? そんなことよりGO温泉

【文字数:約1,300文字】

 前回のキャンプが天候ビミョーで流れ、目星をつけていた場所は森のくまさん出没中とのことで、先日に日をあらためて行ってきた。

フジヤマさんがみてる
湖面サーファーが多い

 今回、キャンプ場とヘッダー画像にした「みたまの湯」へ行くにあたり、時間を調整しがてら立ち寄った場所が2つある。

 1つは富士山の北にある「北口本宮富士浅間神社」で、国道沿いの好立地ということもあって外国人の姿も多く、スペイン語?を話す人から撮影を頼まれた。

 互いにおぼろげな英語でやり取りをして、↓の大鳥居のあたりで写真を撮った。

案内図

 いまいちサイズ感が不明かと思うので、参道あたりの写真を2枚。

 2枚目は車が通るための脇道で、アカマツらしき見上げるほどの高さがある樹木が立ち並んでおり、『進撃の巨人』に出てくる立体機動装置で飛び回ったら楽しそう、などと考えていた。

 大鳥居から随神門をくぐって境内の中心へ。

 本殿の手前、参拝者が集う拝殿の前には2本の大木がそびえている。

左の富士太郎杉
右の富士夫婦桧
斜め後ろから
強そうな太郎杉の根本

 他にも参拝ポイントがあるのだけれど、個人的に気に入ったのは富士登山道吉田口の鳥居、その手前にあった二宮金次郎っぽい石像だ。

ヨコシマな者を見抜く眼差し

 古来より富士登山は宗教との絡みがあるので、おそらく修験者の姿をかたどったものだろう。

 より詳しく知りたい信心者はリンク先や、マップのクチコミなどを参照されたし。

 散策を済ますと時間もいい具合になったのでキャンプ場へ移動。写真も撮らず火おこしからの夕食を楽しめた。

最近よく名前を聞くカメムシ?


 翌日は温泉へ行く前に古墳のある「曽根丘陵公園」に立ち寄る。


公園の北部
銚子塚古墳
丸山塚古墳
スイカ割り用のぐるぐる棒
(祭事用?らしき立柱)
東山北遺跡

 ぱっと見ではどれも草の生えた小山なので、古代の息吹を感じるには想像力が求められるだろう。

 それよりも私としては周辺の雑木林にて、普段なかなか出会えないキノコを見つけたのが嬉しく、そちらは別の記事として投稿する。


 古墳で静かに興奮した後で、開館時間あたりの「みたまの湯」へ移動。


開館まち多数
浴場は日替わりだそうな

 みたまの湯は甲府盆地を南から見下ろす場所にあり、露天風呂からは↓のと近い風景が楽しめる。

休憩所よりの眺め

 内風呂に露天とも、ぬるめ、あつめの2種類あるだけでなく、サウナも楽しめるのが非常に良い。

 ここ数年で訪れた温泉はサウナが故障中、もしくは設備そのものがないとかで、あの焼かれるような熱気をまた味わいたいと思っていた。

 温泉も透明や白系にごりの色ではなく、茶褐色をした薬湯といった風情なので満足度も高い。広々とした休憩室もあって、出た後のんびりしやすいのも素晴らしい。


 正直なところ出発前は気分が落ちていて、行くのを辞めようか迷っていた。それでも気分を変えるにはやや強引な方法もありだろうと、荷物が満載されたバイクを前に考え直した。

 きっと今回のツーリングも痛み止めにしかならないけれど、楽しい気分でいたほうが良い方向に行くと信じたい。



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りんどん
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