訪れたいときに城はもう消えている
【文字数:約700文字】
前回の記事にて、旅についての要望があったので書いてみる。
九州・四国を旅したとき、熊本県の名を持つ熊本城を訪れた。
有明海をはさんで対岸に位置する長崎県から、渡し船のようなフェリーを利用して熊本県に入り、しばらくすると目的の城が見えてきた。
かつての城主、加藤清正の像があるので入城の際は挨拶を忘れずに。
とにかく広いという記憶があって、写真の撮影時間から4時間くらい滞在していたらしい。
外を歩くのはもちろん、↓ のような内部も興味深い。
外から見えない地下通路は車が走れるくらいの大きさがあり、冗談じゃなく道に迷いそうな複雑さだった。
かと思えば歴史のありそうな日本式庭園もあって、ゆったりとした懐の深さも兼ね備えている。
ここまで今も観光ができそうに書いてきたけれど、2016年4月の熊本地震による被害を受け、完全な復旧は2052年らしい。
そのうち行けると思っていたら、ということは起こり得るし、日本に限らず外国の観光地も永遠に存在するとは限らない。
すぐに思いつくのはイタリアのヴェネチアで、海面上昇による水没が懸念されているとか。
周到な準備をして訪れるのもいいけれど、興味があって行ける余裕があるのなら、まだ存在するうちに訪ねるのが良いのだろう。
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