今年一年の振り返り。
こんにちは、リンダです。2019年も終わりに差し掛かってきましたが、みなさんいかがでしょうか?
今日は今年一年で関わって下さった沢山の人たちにもっと僕のことを知って欲しく、年の瀬という機会を借りて僕の1年を書き綴ってみたいと思います。
僕自身のこの一年を一言で表すと「自分自身に初めて立ち向かった年」
一年間丸々自分自身と向き合い続けてきました。
年が明けたときには大学3年で、就職活動をしていました。前年たまたま出会ったキャリア教育を行う企業に影響を受け、就活には人一倍熱を入れてました。(学歴コンプレックスをひっくり返したかったのもあるけど)
就活って「自己分析」をやるじゃないですか。最近で言うと前田裕二さんの「メモの魔力」とかが有名で、自分自身に対して問いを立ててそれに答えていくっていうあれ。本来であれば自己分析をやることで自分の強みが分かったりとか、自分の志向性が分かったりとか。
でも僕、この時いくら自己分析をしても全っ然自分の強みが分からなかったんですよ。「強いどころか、弱いところばっかじゃね?」「他の奴らの方が絶対凄い」 この時、びっくりするぐらい自分に対する評価が低いことに気が付きました。(5冊ほどノート作ったけどそれでも・・・)
(メモの魔力を使ってめっちゃやってました)
この当時、お世話になっていた社会人の方に言われたのが
「リンダって、自己肯定感低いよね」
自己肯定感って何ぞや?と当時言葉の意味が分からず調べたところ、自分自身が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられることが自己肯定感でした。
「確かに」と。自分自身の強みが見つからないのは自分のことを肯定的に捉えることが出来ないから。面接で自分に自信を持って話すことが出来ないのは自分は他の人と比べて劣っていると思うから。自己肯定感の低さが、就活やその他のことにも影響していることに気が付きました。今思い返すと、自分の人生は凄く自分のことを肯定できない人生だったなぁと思います。
そんな時に僕救ってくれたのが、就活を通じて出会った仲間でした。彼らと共に自己分析・他己分析(周囲から見える自分を分析すること)を行う中で、僕のことを心の底から肯定してくれました。「リンダ頑張ってるやん!」「自信持てって!」最初はその言葉が受け入れられなかったけど、彼らがずっと働きかけてくれたことで、段々とその言葉を受け入れられるようになりました。かずま、だいちあの時はありがとう。
そこから、「自分の強みは今から作っていこう」という発想に切り替え、まずは徹底的に行動を起こしました。2か月でインターンを50社以上回ったり、OB訪問を30人以上したり、自己啓発系の本を30冊ほど読んだり。もう今ままでの友人からは一歩引かれるぐらい自分の就活にどっぷりのめり込むように。
そこで「やりたいことに没頭できる」ことが自分の強みであることが分かり、就活中のエピソードを踏まえて自信を持てるようになりました。自分に対する見方が少し変わるだけで、こんなに自分に自信が持てることを知り、「これは伝えなあかん!!」という思いで人材・教育業界を志望するようになりました。
それが見つかってからは比較的にとんとん拍子で進むように。就活も終盤に差し掛かった時、とある人とのOB訪問がきっかけで、ある講座に出会いました。
「LIFE DESIGN SCHOOL」(通称:LDS)という、株式会社はぐくむが主催する講座です(講座?セミナー?)。http://lifedesignschool.com/
ここでは様々なバックグラウンドを持った仲間と6か月間、対話を通じて自分自身と徹底的に向き合いました。月2回オフラインで集まって徹底的に対話を行い、山にこもって合宿もやりました(詳しくはネタバレになるので伏せます)。
ここでは数えきれないぐらい色んなことに気が付きました。両親への憤り、過去に受けたいじめ、それに打ち勝てなかった自分自身・・・。たぶんLDSの気づきだけで1日文章書けるぐらい。
今までは自分の闇の部分を引きずって、自分自身の枷にしていました。
「自分はいじめられたせいでこうなったんだ」「もう一回ボコられたらどうしよう」
と他責思考や自己肯定感の低下を自分自身で招いていました。
LDSでは自分が今までフタをしていた闇の部分をガバッと開けて、それをずっと引きずって自分の枷にするのではなく、将来のエネルギーに変えられるようになりました。
「絶対自分と同じ人を作らない」「みんなの自己肯定感を作りたい」
強くそう思えるようになり、これからはそれを実現できる社会人になることを自分自身に約束しています。
現在は就職活動を通じて自分自身と向き合い、少しでも高い自己肯定感を持つ人が増えて欲しいと思いNPO法人エンカレッジで活動しています。今年が立ち上げ1年目で、最高の仲間と共に「自分の人生に向き合う人を増やす」ため頑張っています。
人と向き合うのは並大抵のことでは無く、うまくいかないことも多くありました。コーチングを行っているつもりが自分自身の価値観の押し付けになっていたり、中々就活に前向きにならない学生に対して憤りを感じたり。また組織内、メンバー同士でも向き合うことは多々ありました。
でもそれらを全部乗り越えてきました。それは1年間丸々自分自身と向き合い続けた結果、自分に向き合うことがクセになったからと言うか、楽しくなったからと言うか・・・ 自分と向き合うことを通じて、人間として、社会人0年目として圧倒的に成長できたのは間違いありません!
来年からは社会人。その前にエンカレッジでの活動の集大成も待っています。これからも自分と向き合い続け、自分自身の乗り越えるべき壁を全部乗り越え、より多くの人の自己肯定感を育み、「誰もが自分のことを認められる」社会の実現に向けて頑張っていきます!
少しでもこの記事を見て「自分と向き合ってみようかな」と思う人が増えてくれると嬉しい限りです。
ではみなさん、今年も一年お世話になりました!来年もよろしくお願いします!