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熟々草 ー ツラツラグサ

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日々、思ったこと、感じたこと、学んだこと。ファンタジーや詩っぽいものなど。ときに波紋を残す問いかけなども書いてゆこうと思ってます。
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#人生

人の一生は、儚く、美しく、愛おしい。

まるでどこか決まり文句みたいだな〜。そんなことを思いながら書いている。 ヘッダーの写真は、私の老後の憧れローモデルでもある津端夫妻の写真です。ドキュメンタリー映画『 フルーツ人生 』のフライヤーよりお借りしております。大好きなご夫婦のお写真をありがとうございます。ご主人の津端修一さんは残念ながら5年前に他界されており、奥様である英子様は調べたところ不明でした。ご主人のご冥福をお祈りすると共に奥様がお元気である事をお祈りしております。 :  :  :  :  :  :  :

薬局に舞妓さん。

薬局に舞妓さん。 この不釣り合いな光景をみて、ここは京の都だったと改めて実感した。 お薬の受け取り待ちをしていたら、留袖の髪を綺麗に結ったおそらく舞妓さんであろうお嬢さんがやってきて、あっ、ここは京都だ!と再認識させられた。 昨日、美術館へ午後から出掛けようと思っていたら、思いの外、子どもの病院に時間が掛かり断念した。 今日は回ろう。 一人美術館鑑賞、特に絵画は瞑想に似てるな。集中というか、無心になるに近い感覚。そう感じるのは最近のこと。 カメラのファインダーを覗く

ほんとうのタカラモノは半径何メートルにある?

『灯台下暗し』とはよく言ったもので、遠くのものほどよく見え、目に留まりやすい。 遠くの地、遠くのモノ。他者に対してもそうかも。 遠くの憧れ、身近な現実には存在しない何かがそこにはある。 他者に投影してみて自分を発見することがある。それは好ましいことも、受け入れ難いことでも。 どちらも自分にとって大切な教科書になってる。(補足:よいお手本は模写してます。受け入れ難いものは潜在意識の表出なので、そこからケアする作業をしてます。) 現実があまりにしんどいときほど、ついついライ

みんな輝きを秘めた原石なんだよ〜

この学びは決して無駄ではないよ。 体験を通して味わった経験は あなただけの宝物になる日が来るんだよ。 今はただの石ころに過ぎないかも知れない。 流されて、他の石や物にあたる中で、 だんだんと丸びを帯びて、磨かれて、 最後には”宝石"になって 海に還るんだ。 苦悩や摩擦が大きい分、 輝きは増し、目映い光を放つ。 大丈夫だよ。すべてうまくいっている。 あなたは、輝く石となる。 それを信じてほしい。

走れメロス

本当の終わりから本当の始まり 私たちが味わう感情のすべては、 もう、何もない ただ、そこにあるのは、 普遍的な愛のみであって "空"なんだ とても不思議な感覚 ……… 捕われの身、セリヌンティウス わたしにとって、彼はメロスだった。 彼を信じているから 命を差し出せる。 彼は、わたしの直向きな愛を 勇気に変え鼓舞する。 わたしたちは、 どんなときも信じていた。 か細き光でさえも 一筋の光に変えて、 信じることで 光を強く輝かせていた。 恋をし愛を