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熟々草 ー ツラツラグサ

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日々、思ったこと、感じたこと、学んだこと。ファンタジーや詩っぽいものなど。ときに波紋を残す問いかけなども書いてゆこうと思ってます。
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#未来の子どもたちに伝えたい言葉

まだ見ぬ君を恋うる。

僕はトラ。強くて勇ましいトラ。 人間は僕のことを ”アムールトラ” と呼ぶらしい。 僕は、いつも一人で旅をする。 なんでかって?! 出逢うみんなが僕を怖がるからさ、だから誰も寄ってこないよ。人間以外はね。 僕が近づくと、みんな食べられてしまうのではないかと逃げていってしまうんだ。 噛みつきも、食べもしないのに。。。ただ喋り相手が欲しいだけなのさ。 僕は、孤独を纏い流離う(さすらう)よ。 新月の漆黒の闇、星降る夜、僕はどうしようもなく寂しくなるんだ。 そんな時

ちょっと箸休め。怒りの矛先を改革の力に向けてみて。悲しみに変わるまえに。

日曜日AM9:00〜は、バーチャル美術館。 Eテレ『日曜日美術館』を毎週欠かさず観ています。 さて、コロナのパンデミックのインフォデミックの渦に呑まれそうでテレビを離脱して早5ヶ月。遅れをとらまいと必死に時代を追いかけてましたが、心が疲弊してしまい辞めました。そのため、現在ウチのテレビは、ほぼ"日美"専用になっております。 主なニュースなどはネットで、好きな時間に自分のペースーで、その他必要なモノは自分で取りにいくスタンスにしたら、空いた時間が増えてゆったりした生活になり

土の民、風の民。

とどまり蓄える 不安が余剰を創り出そうとすることも 余剰で不安を払拭したかったことも 心に不安の種を撒いて 枯れないように 同じ若くはそれ以下でない花のために 栄養を与え育て続ける 苗木は増てえいくばかりでてんてこまい お手伝いさんにお任せしてたら 自分を見失ってた 土の民は気づいてしまった 物質での幸せは限りがあること 分かち合うことが 自分の幸福となることも たとえ花が枯れ散り落ちたとしても 綿毛となり 風を受け何処へでも飛んでゆけること

魔法の指輪

その指輪は重荷ですか? サイモンは、ゼラニウムの植木鉢に水を注ぐ手を止めると、胸まで伸びた白髪の顎髭を一定のリズム撫でながら、言った。 この指輪はキミに相応しいと思い、託しました。 ときに投げ出したくなる事もあるでしょう。 それでも怯まず、最善の道具の使い方を見いだそうとする真摯なキミのその姿に、人々は心打たれています。 革命的な発明品は、扱う者によって良い品にも悪い品も変わるものです。そして、どの扱いのが最良であるか?先を見据え公平に判断できるチカラがキミには備わっ