私は日本の新たなスポーツ文化を創る
私は三年以内（自分が23歳になるまでに）総合型地域スポーツクラブを設立する。
街の候補地は決まっているものの、確定もしていない、チーム名も決まっていない、お金もない。そんな私がなぜクラブ設立をしたいと思うようになったか以下で触れていこうと思います。
これまでの私については是非過去のnoteに目を通していただければ嬉しいです。
大学2年の春を迎えた頃、正直スポーツからは離れようと思っていました。
自分が何をしたいのかわからなかったし、このままスポーツという舞台で活動し続けて良いかわからなくなったからです。でもふとした時にスポーツを見ていました。
「あ。やっぱ俺ってスポーツ大好きやん」
そう思ったあの日に改めて覚悟が決まりました。スポーツを通してやりたいことを極めようと。
では自分がスポーツという世界の中で何をしたいのかと考えた時に真っ先に出てきたのが、色んなスポーツを扱う、スポーツチームを作ることでした。
なぜ総合型地域スポーツクラブを作りたいのかについては以下で触れていきます。
私のビジョンとは
まずそもそも私のvisionは『新たな日本のスポーツ文化』を作ることです。
私は日本にまだスポーツ文化が定着していないと感じます。オリンピックやW杯などの時には一時的に爆発的な盛り上がりを見せますが、その後は定着していないスポーツが多かったり、実際にメジャースポーツと呼ばれているサッカーの日本代表戦でも年々人気が落ちているのは紛れもない事実であり、若者のスポーツ離れが各所で嘆かれています。
それらを踏まえた時に、私は海外を真似するのではなく、日本の文化にあった日本なりのスポーツ文化を構築していくべきだと考えました。
日本にはスポーツ文化が定着するという確固たる自信が自分にはあります。それは日本は世界で1番とも言えるお祭り大国だからです。日本には各地域に伝統の祭りがあります。祭りは老若男女問わず楽しめる行事であり、祭りとスポーツの試合は似ている部分があります。スポーツの試合に行った人はわかるかもしれませんが、スポーツの試合によって起こされる盛り上がり、試合外のコンテンツなど確実にお祭りに似ている部分は多く、勝ち負けという50%の確率で良い思いをできるということに関してもおみくじや射的などの屋台にそっくりです。
そんな世界有数のお祭り文化がある日本ではスポーツ文化が定着するはずなんです。
総合型地域スポーツクラブにこだわる理由
上記のことを実現するためにも日本におけるスポーツの可能性を最大化していきたいです。そしてそのためには野球・サッカー・バスケなどのメジャースポーツだけでなく、マイナースポーツの底上げも必然的に必要になります。そしてマイナースポーツの底上げをしようとなった時に私が必要だと思ったのが、総合型地域スポーツクラブでした。
それは一つのチームが様々なスポーツを扱うことでしか起こすことができない事象があるからです。
その事象とは、スポーツが引き起こすサポーターのチームへの帰属意識です。実際に、海外では多くのクラブ（バルセロナやレアルマドリード・パリサンジェルマンetc）が複数の競技でチームをもち、このチームが好きだから元々観に行っていた競技以外も行ってみようという風になっています。その中でも代表的な事例は今年話題になった、エル・クラシコです。男性チーム同士の一戦は昔から伝統的な一戦とされていたが、女性チーム同士の一戦は日本ではさほどの注目は無かったと思います。それが、昨シーズンの一戦では9万人を動員し、一躍注目を集めました。現地の方と話したわけでないが、あくまで憶測にはなるが9万人もの人が集まったのは、もちろんインテンシティの高さから試合を観に来た人もいるだろうが、それよりもエル・クラシコという伝統の一戦を観に来た人が多いのではないでしょうか。
また、このような事例は日本国内でも起きています。某Jリーグクラブが他の競技も扱う中で、Jの試合の応援に来ているサポーターが他のスポーツの試合も観に来始めていると聞きました。これは紛れもなく、チームに対するサポーターの帰属意識であり、これを生かせばメジャースポーツのみならず、マイナースポーツの底上げにも確実につながると言えるでしょう。
だからこそ、私は総合型地域スポーツクラブにこだわるのです。
どんなクラブを作りたいか
そして自分がどのようなクラブにしていきたいか、どんなフェーズを歩んでいくかについて書きたいと思う。
まず、そもそも自分はクラブを設立したいと言ったものの、クラブ経営の知識が0と言って良いほどないし、業界のこともまだ知らないことだらけである。
そのため、現在は某Jリーグクラブにて勉強中です。また来年には一度海外の現場も観ておきたいと思っているので、1年間海外クラブでインターンができるよう、現在交渉中です。そこでは海外の現場感を吸収することはもちろん、私が最終的に成し遂げたいと考えている、クラブ施設の大幅拡大という観点でも多くの知識を吸収したいと考えています。
また、海外から帰ってきたタイミングで拠点地に移住し、実際に施設の建設・地域との交流など設立に向けた準備を開始していきます。
最初は育成年代の男女サッカー、バスケorバレーの2競技（男女別で4競技）から始め、設立後20年以内に競技数を10まで増やし（X Sportsはその内一つは導入）各スポーツトップレベルの環境に引き上げると同時に、その地域の人たちが老若男女問わず、「する・みる・支える」というどの観点からもスポーツに関われるコミュニティ化することです。また、施設自体も東京ドーム20個分まで面積を増やし、学校・商業施設なども建設し、日本初のスポーツを中心としたスマートシティを作り、日本スポーツ界の新たなスタンダードをつくることを達成することが一つの目標です。スポーツをプレーしてきた身として、健康という側面に止まらず、スポーツが人生にもたらす影響が無限大だと感じるからこそ、スポーツと他分野の融合を積極的に行っていきたいと考えています。
チームをつくっていくためには多くの人が必要になる。1番重要な最初に共に船を作る仲間、各競技のプロフェッショナルなどまだまだ多くのキーパーソンはいる。しかし、正直現段階で仲間集めに関しては非常に困難を極めています。だからこそ同年代を始め、少しでも興味を持ってくださった方とは会話をしたいし、交流していきたいです！