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休職日記-4ヶ月と1週目-

紙の日記も書くけれど、
気軽にnoteを書けるようにもなりたいから。

人に見せたくないことは手元にある紙の日記に。
むしろオープンにしたいというか、
人に開いていたいことはnoteに書いてみよう☺️

11.5(火) 休職4ヶ月目初日。


朝から小田原へ行き、
ソーラーシェアリングの現場を案内してもらう。

1997年度生まれ。
私の一個上のナカジマ君とハセガワ君のふたりに説明をしてもらいながら、見学した。
移動する車内では、自分たちがどんなことをやりたいか?の話をひたすらした。

白熱しすぎることもなく、
丁寧な「思考の交換」という感じで心地が良かった。

ハセガワ君は、経済システムを探求してたということもあり、システム的な話をしっかりとできる人。刺激になった。一時間くらい話した後、少し勇気をもって「正直、すごいと思った」と伝えたら、「大学時代、このテーマに興味を持ったから勉強したのだけれど、実際3年間くらい本当に勉強しかしていなかった。それほどまでにのめり込んだ結果ではある」いう話も聴けてよかった。
何事にも凄みには理由がある。リアルだった。
マルクスの「資本論」はやっぱり読んでみたいな。

ナカジマ君は、とかく引力がある人。
単純なバイタリティという言葉では説明できない、みなが自然と応援したくなる空気をもつ人だった。僭越ながら、私も(学生時代は)よく「応援したくなる」と言ってもらうことが多かったから、似ている空気なのかな?と思っていたけれど、たぶん違っていて。
考えながら、でも自分の手足をつかって動いていてすごい。社会の中で自立して生きる、ということへの態度が素晴らしいなと思った。多くの人が「自分も真似してみたい」と思ってしまうような人に感じた。

とーにかく、めちゃくちゃ刺激になった。
自分とは、違う生き方を実現している同世代が
突然、目の前にふたりも現れた。

うれしい。

私はふたりと同じことはできないにしろ
「人生のテーマだな」
と、仮説ながらも感じ始めたことについて
自分なりのアプローチで前進していきたいと感じた。

あと、ふたりと一緒に仕事をしてみたいと思ったから機会をつくってみようと思う。

今日は、もともとその気でいたから
ふたりと話す補助線になりそうな本を6冊もって行ったので、それを交えて断片的にプレゼンをしてみたら 「ぜひ、やりましょう〜!」と言ってくれた。
そんなことは決して当たり前ではない。うれしい。企画を編集すること、とても楽しみ。

と、同時にちゃんとキラキラしてない側面も...
今日ふたりや一緒に見学していた実際の若手で農業をしているユースケさんが話している姿をみたり、話を聴いていたけれど。

直面している課題そのものについては、
解決できる思考も技術も、視座も
私はまったくもてていないなと感じた。

・今の課題を、知らない人に知ってもらうこと。
・そもそも問題意識がない人に、意識情勢をするきっかけをつくること。

この2つは自分にできることがあるけど、
この問題を「心から解決したい・しなければいけない」と感じる人の役にはまだ超直接は立てないかもと思った....。

まだうまく言葉にできないけれど
やりたいやりたくないの前に、
正直、ものすごく難しいことにも感じた。

でも絶対たくさんの賢い人が集まって考え続けた方がいいし、私みたいな越境思考の人間が関わり続けて関係人口は作り続けた方がいいと思った。

難しいとかいいつつ、
何かしらの形で関わっていたし、関わらないといけないようはテーマに思った。ので、そうする。

みんなで食べたカレー



夜は、
仕事百貨さんの文章で生きるゼミに参加する。
ゲストはクルミドコーヒーの影山さん。

「うわぁ...こんな大人になりたい。こうありたいと思った。」と、久しぶり思った。

学生の頃までは「分かりやすい熱量」みたいなものに惹かれることが多かったけれど、
影山さんはどちらかというと
穏やかにパチパチと、芯から燃えている感じ。
焚き火のような、あたたかな熱をもつ方に感じた。(焚き火は持続するよね。)

「こうなりたい」という単純な言葉でしか説明できない時間だったし、なぜか?は簡単にことばにしたくないけれど。

「言葉にできる事実」ではなく
「こうなりたいと感じでしまう感覚」に出会えたことがとても幸せだ。

まずは「ゆっくり、いそぐ」もだしvol.2も購入して拝読しよう。

11.6(水)

昨日「時間制限内に書こう!」と思って書いたnoteが、読み直したときに本当に面白くなくてびっくりした....。
(「素敵!」と感じた人を紹介したい記事だったので、今日、時間をかけて書き直しました。)

面白くないというのは
「まずは自分が読んでいて、心が動かなかった」といこと。
とてもびっくりした。機械みたいな文章だった。
感じとるもの、ではなく情報になっていた。

時間という制約が設けられた上で
人間が「美しいな」と感じる、
「興味をそそられるな」と感じる
文章を書けるプロの人たちを尊敬した。

と同時にいまの自分は、時間とか締め切りとか
そういう制限なく、とにかく自由にたくさん書く習慣をもつこと。
「感情や言葉と遊ぶこと」が大切かもなと思った。

また同時に、
もし仕事となったら確実に〆切はあるので
そもそも考える・書く・推敲するペースや日数の置き方も色々試してみたいと思った。

まぁまずは時間を考えず、
とにかく納得するものを一回やりきることが優先かもな。いろいろ考えつつ、試してみよう。

夜は日本仕事百貨さんのbarに行った。
すごく素敵なルイちゃんという子に出会えた。
うれしい。

帰り道に、財布と鍵を忘れたことに気づいた。
萎える...明日ちゃんと回収する。
シェアハウスに住んでいて、
シェアメイトの方に開けてもらえてよかった....

11.7(木)


夕方、財布と鍵がみつかった。
一安心。
久しぶりに、若干の自己嫌悪モードになった....。

新しいことを初めている時、
日常生活とは違う動きをしている時、
そういう時は忘れ物をしがちなので、
まぁ気をつけましょう。

気をつけるより何より、
もし忘れたとしても、根本的に困らない整えを自分に対してしておきましょう。
AirTag...この導入はまだはやいかしら。
そもそも荷物を減らすとか??
一年後には少し改善してたいかもな。

ゆめさんに、対面では初めて会えた。
一緒に行った本屋さんはすばらしかった。
ゆめさんと一緒に行けたことが嬉しい空間・選書だった。ジブチ🇩🇯のお話、いつか聞けるの楽しいみ。


夢さんにわたしは「間の人になりたいかも」と
話をしたら、掛け算の「✖️」になりたいんですかね?と言ってもらう。面白い表現〜と思った!

11.8(金)

前日、夜12:30には寝たのに
朝起きたら11:00だった。
一瞬ほんとにショックを受ける。
「若いからたくさん寝られていい。」

(無理やり)自分を褒めてあげながらも
さすがに寝すぎである。
あれ、早く寝たはずなのになとシンプルに驚く。やはり寝る前に、ベットでスマホをいじってブルーライトを浴びたり、スマホで書き物をするのはカラダに悪いからやめた方がいいかもしれない。早寝早起きまでいかなくても、
8:00には起きて22:30ごろには寝る準備に入るくらいの生活はしたいものだ。リズムが崩れる。

昼、パスタ屋さんでランチパスタを食べる。
麺がもっちもっちで、海老が美味しかった。
サラダは食べた方がいいと思った。

夕方、1年半ぶりくらいにOB訪問を受ける。
母校の大学&アメフト部の子だったので
ルーツが遠からずでバックグラウンドの想像がしやすかったのもあるが。しっかり「芯」というか「心の底から願ってるやりたいこと」がありそうで、その上で賢くて柔軟性もある子だったから対話するのが楽しかった。

夜、図書館に寄る。
美味しそうなご飯のレシピを見てたら
何故だか分からないけれど、涙がでてきて
ひとり静かに泣きながらレシピをみた。
テーブルの目の前にいた女子高生には
バレていたと思うけれど、よくわからない理由で泣いてる大人を彼女に見せることができよかった。 

自分が高校生のころ、26歳の女性というのは
遠い存在だったけれど
人間なんてそんなには変わらない。

年齢を重ねると物を知ったり、自分なりの考えをもつようになるし、経験も感情も増えるけれど
何歳の人間だってよく分からない理由で泣くのである。

11.9(土)

1月から行ってみようか?
迷っている島根県隠岐諸島の
海士町フェスに行く。

本当は現場に行くのが良いのだろうけれど
なかなかに遠く、自分もそこまで決意できなかったのでまずは都内でのイベントへ参加。
温度感というか、自分がどう感じるか?
分かってよかった。参加するの大切。

夜は、なっちゃんと蔵前でごはん。
大学で出会った友だちと会うと、
学生時代は毎日会っていたからこそ、
過ごしている時間に尊さと共に切なさも感じてしまう。バイバイするときは寂しいけれど、
「都内でいつでも会えるから!」と
言い聞かせてバイバイする。

11.10(日)

日記を書きはじめた当初は、
「毎日書きたいこと・
ひとに対して伝えてみたいこと
世の中に残したいことが溢れてしまって
毎日、長文を書きたくなってしまったらどうしよう!自分も疲れちゃうカモ!不安!」

と思っていたけれど...

6日目にして
「日記に絶対に残そ〜🔥」ということは
ちゃんと減ってきてよかったなと感じる。
いい意味でね。

でも、それでいて「オープンな日記」という居場所が絶対的にあることがありがたく嬉しい。安心。

この日も昼頃起きたけれど、
起きたらばかりの頭でインスタを見て
ふむふむと思いながら「ぼーっ」と思考を巡らせていたら、突如自分がやりたいことに筋がすーっと通った気がした。

びっくり!

1ヶ月、ゆっくりと熟考していたことだからうれしい。ここ数日でかたちにしておこう。

夜、日本仕事百貨さんのイベントへ行く。
今日は全く緊張しないで、ルンルンだった。

知り合いの社員さんが確実にいるから!
ということも理由だけれど、

「去年の1月から、日本仕事百貨さんに少しずつ通ったから。その中で自分が経験していったことおかげで、やりたいことに一本に通った喜び」
がものすごく大きいからだろうなと、思った。

昨日、barに立ってた社員のナガシマさんには
過去2回くらい話を聴いてもらっていたから、
「やりたいことに筋が一本通った気がします!」
と伝えられて、とても嬉しかった。
ルンルンしてた。

「24時間リトルトーキョー」最後のイベントは
焚き火空間であったかくて幸せだった。
心があたたまった。

夜、寝る前におそらく
自分が人生で1番初めに書きはじめた
noteのアカウントを偶然発掘する。

忘れてた。
もうログインもできないと思うアカウント...

見返すと4-5年前にここで書いていたことが
いまの自分が考えている大切なことが
変わっていなくて。

むしろ一周回って最近発見したことでもあるから
それが残っていることにすこし感動した。
残すのだいじね

11/11(月)

1日早かった。
やることをやらなきゃと思いつつ、
いろいろ大サボりした。やろう、ぼちぼち。
洗濯、事務作業...

シェアハウスに住んでる間は
共用スペースでぼんやり生きるのが、
すごく心地いいな〜と感じた。
ひとを感じながら、1人でぼーっとするのが
やっぱり1番好き。

この日は、昨日みつかった「やりたいこと」を書きながら整理したい深掘りたくなったので、
リトルトーキョーさんの3階に行って
ルーズリーフ4枚に、一度書き出しきった。

もちろんここから発展していくとは思うが
コロナの流行から4年間、ずっと葛藤し続けて
「自分の声を聴きづけた、集大成!」
という感じになり、とても嬉しかった。


ただ、意外なことに
やりたいことが、すこしかたちになったことで
「素直な好奇心」や「知りたい欲」が
一度からっぽになった感覚があり、
ものすごく驚いた。

たぶん、4年間ものすごく頑張ったんだと思う。

ちゃんと感じて、知って、考えて、行動して、恥をかいて、それを何度も繰り返して、自分の中の大きな地図をみつけた。素晴らしい。
祝杯はあげないけれど、本当に嬉しくて嬉しくてたまらないなと感じた。


ちなみに日中は
エスカレーターでスーツケースに轢かれた。
本当に痛いし、悲しい。

外国人観光客の方の、ばかでかスーツケース。
一瞬、謝っただけでもうどこかに行きそうになったように見えたけれど、
「いや!さすがに逃がさないぞ!」と思い、
なんとか連絡先(電話番号)を交換した。

もし私じゃなくて、おばあさんだったら?
もし降り場に近い位置じゃなくて、もっと真ん中ら辺で衝突していたら?

大怪我だったの思うと本当に気をつけて欲しいし、悲しくなってしまった。
故意じゃないにせよ、久しぶりに笑えないし
解決策を導き出せないけど解決したいことに出会い、もんもんとした。

悪循環にハマるのは嫌だったので
帰りスーパーでお刺身を買って
ひとりで手巻き寿司パーティーをした。
シェアハウスの同居人が、話を聴いてくれて嬉しい。

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