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教師とは、子供の可能性を諦めない人
(1)私の教育実習=私にとっての先生の定義を見つけた時間
去年悩んだとき、教員免許とることを諦めなくて本当によかったぁぁぁって心から思った。
楽しくて刺激的で、そして学びが多かった3週間でした。
母校じゃないこの学校で、この生徒たち、先生方だったからこそ、本気で教育実習に向き合えたと思います。
私の人生において、大きな意味のある時間でした。
(2)『生徒から見える先生の仕事は、3割くらい』
と、
教務主任の先生から打ち合わせで言われた言葉が、すごく理解できた。
仕事の一つとして、職業として教師を見ると、子供たちに向き合い続ける先生って本当にすごい大人たちだと思った。
例えば、クラス40人の生徒と、きちんと向き合うことって思っているより疲れる。
それって、当たり前にできることじゃないって体感した。
また1つの授業を作るのでも、子供の面談日程組むのも、何か問題に対処するのも、ワークを160人分丸つけて確認するのも、想像の4倍くらい気力・体力・時間を使う。
そんな中で、部活もして、生徒とちゃんと話す先生たちって本当にすごいよ。今まで出会ってきた先生たちをみんな尊敬した。
そして、私はやっぱり、教師という仕事につく人たちが大好きだと思った。
(3)『生徒に、何を一番伝えたいか?』
私が、担当したレッスンは、最後自分の将来を、
英語で伝えられるようにすることが目標だったので。
研究授業は、生徒たちと一緒に、今まで好きだったことや、これからやりたいことや小さな夢を、英語で表現する!という、私が教育実習生としてやりたかったキャリア教育に近いことをやらせていただいた。
教育実習生と言う、先生だけど大学生という特殊な立場として、今の私が、生徒たちに何かを伝えられるんじゃないか?と思っていたから。
すごく頑張りたいと思えたテーマだった。
授業作ってやるの、自分が計画した時間よりたくさんかかって、成り立たせるレベルまで持っていくのは、本当に予想より大変だったけれど。
まとめである、研究授業が終わった後、
生徒たちに、一倉先生の授業楽しかったです!と言って貰えて。
管理職の先生方に、研究授業の組み立てや、たくさん考えたことが伝わったと準備を褒めていただけて。
憧れていた英語の先生には、「通る声、堂々と人前立てるところが先生に向いていると感じました☺️生徒と信頼関係を築けていたのもわかりました。」と言っていただいて。
ずっと面倒を見ていただいた指導教官の先生には、「最初は、もちろん不安定だったけど、最後の方はちゃんとプロとしてお金をとれるレベルまで言ってましたよ😉」と少し持ち上げすぎだけど、褒めていただいて。
めちゃめちゃ嬉しかった。幸せだった。
また、授業では、色々なことを教えてしまいたくなるけど、全部教えるのではなく、生徒が考える隙間を準備することが必要で。
だから、先生は「曖昧性に耐えること」を大事にしていると言う。
憧れてた先生の言葉は、まだ100%は理解できていないけど、その場にいた先生方みんな頷いていたから、本当に大事なことなのだと思う。
なんとなくだけど、私もその歯がゆさがあるときほど、授業は良くなることを感じたのでとても感動した。
先生は、生徒からも学びながら授業をしていくし、学校生活も進んでいくのだと思う。し、そんな先生がいい先生なのかな?
また、先生は、自分がこうしたい!じゃなくて、目の前の子供のために、一番良い方法を考えるのだなと知った。私はまだ「自分がこうしたい」も入ってきてしまったので、未熟さを感じた。
(4)今までの自分が大切にしていた価値観
わたしは、もし先生になったら、
🌸子供が、自分の可能性を広げるきっかけを渡せる先生
🌸クラスの子供全員を心から認めて、良いところを伝えられる先生
になりたいと10年以上ずっと思っていて。
無意識だったけど振り返ると、そのために大学生活は、
やりたいこと何でも挑戦したり、色んな人と対話して価値観広げたりしたから。
教育実習が、自分の人としての魅力をどこまで得られたのか試される期間だなって思っていたけど。
自分の大事にしていたことや、行動は、全部間違ってなかったと思えた。
そして、可能性を広げるきっかけは渡せるけど、変わっていくのは私じゃなくて生徒。だから、それは押し付けちゃダメで。
だから、たぶん目の前の生徒や物事に、出来るだけまっすぐ向き合うことでしか、生徒と信頼関係は築けないとも思った。また、やっぱり人の人生に影響するってことは、意識してやることじゃないなぁって。あくまで可能性を渡していく感覚。
先生方が、『教師はもちろん大変だよ。でも、三年生で卒業する生徒たちをみて、成長を感じたときは、絶対他の仕事では得られないやりがいや喜びを感じられる』と言っていた。
そんな、嬉しい瞬間は、たまにしか来ないかもだけど、喜びの大きさは、かけがえのないものなのだろうなと。
(5)これから大切にしたいこと
大事なのはやっぱり
📣目の前のことに、まっすぐ一生懸命取り組むこと
📣生徒の、可能性をあきらめないことだと思った。
最後、自己満足だけどクラスの生徒全員に素敵だったところをメッセージ書いて渡せたのは、最後時間なかったけど、こだわってよかった。
一人一人に素敵なことを伝えるって。
今の私が、伝えたいと思っていたことができた。
(6)一つ増えた、私の居場所
今回、一年生を担当させてもらったので、あと二年間隙をみて遊びにいけたらならと思う!三年生で卒業するとき、めっちゃ成長してるんだろなぁ。楽しみだ。
本当に充実した三週間を過ごさせてくれてありがとう🌸ここにもう一つ居場所ができました...!!
これからも、生徒たちにも、先生たちにも、恥じない進路に進みたいし、生き方をしていきたいです!
あと母親へ、
先生方は普通に働いていて、プラスaであんたの面倒みるのだから、そのことは絶対忘れないように。締め切り守る、言われる前に動く、迷惑かけない。
かつ、手伝えることはしなさい!と言ってくれてありがとう。
当たり前だけど、それ言われたから、積極的に丸つけ手伝ったり、荷物持ったり、出来るだけ役に立とうと思って行動できました....!そういう地道なことって絶対大事だなと。改めてしっかりした母に恵まれたなとも思えました。感謝。