令和5年6月 第14回定例会 一般質問⑦「インクルーシブ教育・インクルーシブ保育について」
こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。令和5年6月 第14回定例会 一般質問で取り上げた「インクルーシブ教育・インクルーシブ保育について」です。
インクルーシブな教育・保育の対象は、発達特性を持った子ども、外国籍の子どもを含む全ての子どもです。2023年4月、小学校に入学された、障がいを持った保護者にも「本当は地域の学校に通わせたかったが、教員不足による教員への負担を考えて、特別支援学校を選んだ」という声を聞いています。
市長は「支援学校・支援学級・通常学級の選択肢の中から、保護者が望む子どもに1番合った進路を選べるようにすることがある」と令和4年12月定例会の答弁でも述べられていましたが、私もその通りだと思います。
今、インクルーシブという言葉が一人歩きして、本来の意味が市民に伝わっていません。実際に本市では特別支援教育支援員と生活介助員が増員されただけで、他にインクルーシブ教育の取組みが見えてきません。
お伺いします。
<質問>
是非、今一度市長の掲げる、インクルーシブ教育の具体的な方針を市のHPや市報において発信するべきだと考えますが、いかがでしょうか?子育てしやすい街として有名な千葉県流山市の広報紙に是非、目を通し参考にしていただきたいです。
令和5年2月11日号(特集号:インクルーシブ教育を目指して)
<増田教育次長 答弁>
本市が令和3年2月 に策定した「【あまっ子方針】インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育のあり方について(基本方針)」については、策定後速やかに本市のHPに掲載し、基本理念や重点目標の周知を図つております。
毎年5月 初めには、次年度小学校へ就学する幼児の保護者を対象とした就学説明会の案内をHPに掲載するとともに、在籍する就学前施設を通じて全家庭に案内を配布しております。また、昨年度からは、いくしあの案内リーフレットとともに、就学相談の案内チランを4歳児、5歳児の保護者に郵送しております。
本市の特別支援教育の方針や取組については、実施数を2回 から3 に増やした就学説明会や、市民を対象にした特別支援ボランティア養成講座、市政出前講座などを通じて周知するとともに、今後も様々なツールや機会を通
じて広く市民に向けて発信してまいります。
https://www.youtube.com/watch?v=8BuUmZXK40s&t=1s
▶尼崎市議会ホームページ
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/gikai/