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トレーニングに出会ってしまった
27歳の時、ぎっくり腰を経験した。
まさか私が。体育大学を卒業した私が、20代でぎっくり腰になるなんて。
びっくりするほどの重症により、翌日は寝床から起き上がれないくらいだった。
この衝撃により、筋肉の重要性について今一度考えることになる。
このままじゃ、80歳まで働けない!!汗。
そう、私の目標の一つは80歳まで働き続けることだった。
80歳まで働き続けるためには、健康状態を良好な状態であり続ける必要がある。
そう考えていた27歳の私に衝撃のぎっくり腰。
その数か月後には、ジムに入会していた。
日本にやってきたお尻ブーム
当時の日本は「お尻」でにぎわっていた。
多くの方がご存じであろう、岡部友さん。
Fitness Angel という美尻を競う大会も開催されていた。
「やっと私が輝ける時代になった」
長年、大きいお尻がコンプレックスだった。
モデルさんのようなスラーっと長い脚、細い二の腕にあこがれ、
白Tにスキニーデニムを履きこなしたいと夢に見ていた。
(夢に見ていただけで、起こした行動はプロテインダイエットくらい)
そんな私には朗報だった。
「お尻を鍛えよう!!」
気が付けば、ほぼ毎日ジムにいた。
仕事がどんなに遅くなっても、ジムに行った。夜いけない時は朝からトレーニングしていた。
ジムに行けることが何よりも幸せだった。
大好きだった飲み会も、控えるようになった。
「今週はジムに行きたいから~」と断る日もあった。
いつしか自分の生活は、トレーニングが中心になっていた。
上司へのイライラも、トレーニングで解消
頼りない上司、人のせいにする上司、責任を放棄する上司。
そんな上司にイライラする日もあった。
昔なら、決まって飲みに行ってた。飲んで食べて、愚痴をはいて、すっきりする。そのルーティンが、トレーニングに変わった。
トレーニングで追い込んで、サウナでさらに追い込む。
水風呂ですかっとして帰宅して寝る。
何とも健康的すぎるストレス発散方法…笑
次の日は気持ちの良い朝を迎えることができた。飲んだくれていた時と明らかに違う朝が待っていた。
他責から自責へ
これは、トレーニングを始めてから変わったこと。
トレーニングを始める前は、常に人や環境のせいにしていた。
○○さんだから。上司が○○だから。環境が違うから。○○は環境に恵まれているから。
そんなことばかりつぶやいていた。
でも、トレーニングはそんなこと許してくれなかった。
鏡の前にいる自分が行動を起こさないと何も変化を与えてくれないのだ。
ただし、やったらやっただけ返ってくる。
上司や仕事へのフラストレーションが、いつしかトレーニングで救われていた。
お尻はプリっと上がり、その結果脚が長く見えるようになった。
食べても運動しているから太りにくくなり、眠りの質が良くなって、ぐっすり眠れるようになった。
肌のくすみがなくなった気もした。
トレーニングっていいことしかないじゃん!!
2021年で4年目を迎えるトレーニング生活。
きっとこのまま一生トレーニングと一緒に歩いて行くんだろうな。