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大阪のおばちゃんに学ぶコミュニケーションの極意 #015

仕事の中で
「なんだか最近、メンバーとのコミュニケーションがうまくいっていないな…」
と感じたことはありませんか?

特に、忙しいマネジャーにとっては、メンバーにしっかり目を配りながら自分の業務もこなすのは至難の業ですよね。でも実は、大阪のおばちゃんがよくやる「あめを渡す行為」が、そんな職場のコミュニケーションを劇的に改善するヒントになるんです。

今回は、大阪のおばちゃんに学ぶコミュニケーションの極意を使って、どうやって職場の雰囲気を良くし、メンバーのモチベーションを上げるのかをお伝えします。ちょっとした気遣いが、職場を変えるかもしれませんよ!


職場のコミュニケーション問題

職場でよくあるのが、メンバーとマネジャーの間でのコミュニケーションのすれ違いですよね。
メンバーは
「忙しそうなマネジャーに話しかけるのが気まずいな…」
と思っている一方、
マネジャーは
「なんで誰も話しかけてこないんだ?」
と感じている…なんてこと、ありませんか?

テレワークやフリーアドレスの普及により、物理的な距離がある、というのも原因のひとつです。

特にマネジャーは、自分の仕事もこなさなきゃいけないし、メンバーのサポートもしなきゃいけないので、つい手一杯になりがちです。これが、メンバーとのコミュニケーション不足の原因になることが多いんですよね。
この「お互いに遠慮してしまう」状態が続くと、メンバーのモチベーションがどんどん下がったり、必要な情報がシェアされない、という事態に発展しまうこともあります。

そんな事態に陥る前にマネジャーが日常の中でできる、ちょっとした行動を紹介します。

大阪のおばちゃんのコミュニケーションの極意「あめ食べる?」

ここで、大阪のおばちゃんの登場です。
大阪のおばちゃんといえば、あめを渡してくるイメージ、ありませんか?
これ、実はただの親切心じゃなくて、心理的な「返報性の法則」を無意識に使ってるんです。

あめを渡すことで、
「私はあなたの存在を認めているよ」
「あなたと関係を築きたいと思っているんだよ」
というメッセージを送ることになり相手との距離を縮めて親しみやすい雰囲気を作り出しているんですね。

しかも「あめ」だともらう方も心理的負担がなく受け取れる、というのも絶妙なポイントです。
この「先に何かを渡す、giveする」という行為が、ビジネスの場でも有効なんです。
例えば、メンバーやお客様との関係を築きたい時、最初にこちらから小さなサポートや気遣いを示すことで、相手も「何か返そう」と思ってくれるようになる。これが返報性の法則を使ったコミュニケーションテクニックなんです。

返報性の法則とは?

返報性の法則って、一言で言えば「何かをもらったらお返ししたい」という気持ちが働く原則です。
これ、ビジネスでもバリバリ使えるんです。
たとえば、営業では無料でサンプルを渡すとか、最初にアドバイスを提供することで、相手は「この親切に応えなきゃ」と思うわけです。この法則は商談をスムーズに進めたり、信頼関係を築くために大いに役立ちます。

社内でも同じです。マネジャーがメンバーに小さなサポートをしたり、ポジティブなフィードバックを与えることで、メンバーも「この気遣いに応えたい」と感じるようになります。これによって、コミュニケーションがより活発になり、チーム全体のモチベーションも上がってきます。

マネジャーは「あめ」を渡そう!

返報性の法則を活用すれば、メンバーとのコミュニケーションが一気にスムーズになります。
マネジャーが先に小さな気遣いやフィードバックを見せることで、メンバーは
「マネジャーは自分のことをちゃんと見てくれている」

と感じ、話しかけやすくなります。これで、チーム全体の雰囲気が良くなり、メンバーのモチベーションも自然と高まるわけです。
こうやって、ちょっとした行動で職場の雰囲気を改善し、チーム全体のパフォーマンスもアップさせることができるんです。

ファーストステップ

では返報性の法則をどうやって職場で活用するかですが、日常的な小さな気遣いがカギになります。例えば、メンバーが忙しそうにしていたら
「何か手伝おうか?」
と声をかけるだけで、メンバーはその気遣いに応えたいと思うようになります。

それから、定期的にフィードバックをする時に、ちょっとした感謝や褒め言葉を加えると効果的です。
例えば、目標を達成したメンバーに小さなお菓子を渡したり、成果に応じたインセンティブを用意するのもいいですね。これでメンバーは、「もっと頑張ろう」と思ってくれるようになります。

まとめ

返報性の法則を上手に活用すれば、メンバーとの信頼関係が深まり、モチベーションも向上します。ちょっとした行動が、長期的なチームの成功に繋がる大きなポイントです。
大阪のおばちゃんの「あめを渡す行為」をヒントに、職場でもちょっとした気遣いを取り入れてみましょう!

「いきなり職場で実践するのは難しい…」と思う人はぜひこの記事に「スキ」をしてみて返報性の法則を実感してみてください!

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