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ひとりでがんばってしまうリーダーが身に付けたい!セルフコンパッションでマネジメントを楽にする方法

「リーダーなんだから、もっと頑張らないといけない」
「みんなの前で弱音なんて吐けない」

そう自分に言い聞かせながら、頑張っている自分がいるかもしれません。
私自身、そう感じたことが何度もありました。

リーダーとして、メンバーを指導し、成果を出さないといけないとプレッシャーに追われ、つい自分を追い詰めてしまう。
そんな時に出会ったのが「セルフコンパッション」という考え方です。

セルフコンパッションとは?リーダーが知っておきたい考え方

まず、「セルフコンパッション」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、簡単に言うと「自分自身に対して優しく接すること」を意味します。

リーダーとして責任を感じすぎてしまうと、つい自分を責めてしまうことがありますが、セルフコンパッションはそんな自分を少しでも和らげ、ストレスを軽減するための手法です。

多くのリーダーは、チームの前では強く振る舞い、何があっても自分を責める傾向があります。
失敗したときやうまくいかないときに、「自分が悪い」と思いがちです。
でも、セルフコンパッションは「自分も人間であり、失敗も成長の一部」と認識し、自分をもっと大切にすることを教えてくれます。

セルフコンパッションを身に付けるメリット

セルフコンパッションを実践すると、リーダーとしてのストレスが大幅に軽減されます。

私は以前、メンバーの育成やチーム全体のパフォーマンス向上のために、常に自分を犠牲にして働いていました。

上からの指示は全て自分で受け、自分がなんとかしないと、と思っていました。
またうまく結果が出ない時は

「自分の力が足りないから…。でもどうしたらいいか分からない」

と袋小路に入ったような気持ちになっていました。

しかし、そのプレッシャーからくる疲労感は、自分だけでなく、チーム全体にも影響を与えていたんです。

メンバーは常に私の顔色を伺っていました。
担当変更があった時に

「もっと相談してほしかった」

と言われた時は
「もっと頼ってよかったんだ…!」

と目からウロコでした。

セルフコンパッションを取り入れてから、自分に優しくなることで、自然とストレスを減らし、冷静に問題に対処できるようになりました。

また、自分に対する余裕が生まれたことで、チームメンバー一人ひとりにもっと目を向けることができるようになりました。

セルフコンパッションをマネジメントに活かす方法

では、具体的にどのようにセルフコンパッションをマネジメントに活かしていくのでしょうか?

まず、セルフコンパッションを意識することで、リーダーとして優しさを持ってチームと接することができます。
リーダーシップに優しさがあることで、チームは自発的に動きやすくなり、成果も出やすくなります。特に、若手社員を育成する際に、彼らが感じる不安や悩みに対して共感し、支援する姿勢を示すことが大切です。

また、セルフコンパッションは部下の育成にも効果を発揮します。
自分自身に対する優しさを持つリーダーは、部下に対しても優しく接し、失敗を恐れずにチャレンジできる環境を作ることができるからです。

私自身、部下の失敗を厳しく指摘するよりも、共感しながらサポートすることで、部下がより早く成長する姿を何度も見てきました。

ひとりで抱え込まない!セルフケアとセルフコンパッションの実践方法

セルフコンパッションを実践する上で、セルフケアも欠かせません。
私はリーダーとしての役割に夢中になっていた時期、セルフケアを怠り、体も心も疲れ切ってしまうことがありました。セルフケアとセルフコンパッションはセットで考えるべきものです。

例えば、意識的に休息を取ることや、自分に対して厳しい言葉をかけるのではなく、「今は十分頑張っている」と自分を励ますことが重要です。
自分を労わることで、心身ともに健康を保ち、チームを引っ張る力を維持することができます。

具体的には、1日に少しの時間でもいいので、
・深呼吸やリラクゼーションの時間を取ること
 おすすめYouTube:ココイマさん瞑想チャンネル

セルフコンパッションを取り入れたリーダーシップの未来

私がセルフコンパッションを実践し始めたことで、リーダーシップのスタイルが大きく変わりました。
これまで「リーダーは強くなければならない」という思い込みに縛られていた自分が、もっとリラックスしてチームと向き合えるようになり、結果としてチーム全体のパフォーマンスも向上しました。

優しさは決して弱さではありません。
むしろ、優しさを持って接することで、チームメンバーの信頼を得ることができ、結果としてチームが一丸となって目標を達成する力が強まるのです。

ストレスフリーなマネジメントを実現し、未来に向けて一緒に成長していくチームを作り上げるためには、セルフコンパッションが大切だと実感しています。

セルフコンパッションで変わるリーダーシップの効果と次のステップ

最後に、セルフコンパッションを実践することで、リーダーシップはより柔軟で力強いものになります。
私は、自分に優しくなることで、他人にも優しく接することができ、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができました。

あなたも、リーダーとして一人で頑張りすぎる必要はありません。
セルフコンパッションを取り入れることで、ストレスを減らし、もっと効果的なマネジメントを実現することができるはずです。

これからは、少しずつ自分に優しく接し、セルフコンパッションを実践してみてください。

きっと、リーダーとしても一人の人間としても、大きな成長を感じることができるでしょう。

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Googleの成果を出すコツとしての心理的安全性に続き、成果を出すリーダーに必要な要素として「セルフコンパッション」が注目されています。
セルフコンパッションについて詳しく知りたい人はぜひ読んでみてください。

今回の記事、いかがでしたでしょうか。

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