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夫婦で平日に11日間モロッコ旅行をして感じたこと

10月後半に、夫婦ふたりでモロッコへ旅してきました。
GWや年末年始のハイシーズンではなく、その土地のベストシーズンに夫婦で旅行できることに、大きな喜びを感じた10日間でした。
いつもと違う景色、文化、人に出会うと、普段より何倍もいろいろなことを感じます。そこで感じたことを何回かに分けて綴ろうと思います。

未来ありたい姿から、今の選択をする


今の生活を変えたい、と思った8年前。当時私は会社員でした。
8年前に思い描いた理想のライフスタイル。
現状は一旦置いて理想のライフスタイルを考えたとき、私は「夫婦(家族)でベストシーズンに長期の海外旅行ができる生活!」をひとつの目標にしました。

私の周りにいた、事業を成功させていた経営者の方々から当時聞いた悩み。それは、プライベートで「お金はあるけど時間がない」または「時間はあるけど、一緒に時間を共有できる人がいない(=同等に時間を空けられる人がいない)」ということ。

事業を頑張ってもそんな未来が来るのか。仕事の理想は別として、プライベートとしては自分が望まない未来だと確信しました。

一人ならなんとか実現できるかもしれないけれど、夫婦で同じタイミングに長期間の休みを取ることは簡単ではないだろう。けど、夫婦だからこそ協力できることがあるはずだと考えました!

そして、少しずつ夫婦で働き方や時間の使い方を変えた結果、この旅行が実現したのです。実際、今回のツアー参加者も自営で単身者か、定年後のご夫婦でした。

夫婦で未来のことを真剣に考えるって、はじめは少し勇気がいることだと思うんです。話せそうで話しにくいこと。けど、しっかり話しておいて良かったって、今でも振り返えると思います。

「どうありたいか」から「今どのような選択をしてどう生きるか」を決めるのはとても大事なこと。
そうしないと、まぐれ以外で理想にたどり着くことはないからです。たまたま一度実現したとしても、継続性と再現性はありません。

人から「いいな」と言っていただけることがありますが、まぐれでこうなったわけでなく、夫婦で未来はこうありたいと思い描き、そのために必要なことを話合い、選択し続けた結果、それが実現したのが今回の旅行です!

そう思うと、喜びもひとしおです。いつも一緒にいてくれる旦那に心から感謝!

プロセスを共有することの意味

この旅を通じて改めて感じたのは、夫婦で同じ方向を見て、プロセスを楽しみ、一緒に乗り越えてきたことのありがたみです。

プロセスを共有することは、仕事のチームでも私が大切にしていることです。

「一人で進む方が早いかもしれないが、パートナーと未来を共有し、共にその過程を楽しむことで、関係はより強固になる」
起業して成功していた先輩からずっと前にもらったこのアドバイスがきっかけで、私はプロセスを共有することを、ビジネスでもプライベートでも大切にするようになりました。

夫には、結婚する前から、同じ方向を向いて一緒に何かを乗り越え、築いていくのが理想の夫婦だという私の考えを伝えていて、彼もその考えに共感してくれていました。
夫婦だから一緒に事業をやっているわけではなく、同じ方向を向いているから、一緒に事業をしているのです。

別の事業をしていても、お互い応援したり協業したりすることで、高めあったり、困難を一緒に乗り越えていくことはできたと思います。
理想の未来のために、どちらかだけが頑張るのではなくて、二人でどうしていく?と考え、今のスタイルにたどり着きました。

二人の未来だから、二人でプロセスを共有する。私たちは今、事業でもプライベートでもその大切さを実感していますが、きっと子育ても同じですよね。二人の子どもなのだから、二人で一緒に育てていくーDUAL STORYで大切にしたいことのひとつです。

旅行を通じて感じたことがまだまだあるので、しばらくはモロッコ旅行記にお付き合いください!

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