古傷が痛む
私は社会不適合者だと思う。
やべーやつってことじゃなくて、真面目すぎて社会の中にいると、すぐに自分を壊してしまうからだ。
3年前に、育休明けにいわゆる適応障害になり休職→退職をした。休職に入る前は感情を失うような状態まできて、その後も1年くらい、日中1人になると涙が止まらなかった。
2年近くかけて、もう2度と繰り返さないために過去を振り返ったり、物事を割り切って考えたり、自分なりに対処してきたつもりだった。
でもやっぱり、本格的に仕事をしだして2ヶ月。
やっぱりきついなあ、と思う。
前も今も総務人事的なお仕事をしているのだけど、私は大勢の人と関わる というのがすごく疲れる。なんなら、職場というたくさんの人の中に自分がいるということにも疲れてしまう。
結構みんなテキトーだし、そんなに頑張らなくても大丈夫、って言い聞かせてはいるのだけど、なかなか気が抜けない。
ちゃんとやらなきゃ、で常に頭がいっぱいだ。
多くの人にそれぞれの人に合わせた態度を無意識にとってしまうから、さらに疲れる。
思ってもないことを言うと、自分が自分じゃなくなっていくからダメだってわかっているのに、相手が求めることを推測してそれに合わせた対応をしてしまう。
このままじゃ前と同じになる未来が見える。
古傷が痛む というけど、心の傷も同じみたいだ。
もう大丈夫、と思っていても同じ状況になると、やっぱり痛むんだ。
むしろ前より痛みやすくなっているのかも。
今日は近くでやっていたハンドメイド作品やキッチンカーが出店するイベントに行った。
お店の方々はみんなとても生き生きしていた。
そうだ、私もあの人たちのように、古傷が痛まないような生き方を考えよう。
34歳、まだ何かできるだろうか。
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