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ゆとりでさとり、ど真ん中。

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雑談集。仕事の話、考えたこと、感じたこと。
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#アート

雇用形態関係なく働けたのは、この会社が初めてでした

せっかく関わってくださったのであれば、その人らしさを大事にして、一緒に働いて笑いたい。 #はたらいて笑顔になれた瞬間 課題しかない「これだから派遣はイヤなんだよ!」 その言葉に私は思わずギョッとした。 以前勤めていた会社で、私が人事部に異動したてのころの話だ。 私のデスクの前で、営業チームのリーダーが苛立ちを露わにしている。聞くところによると、出勤予定の派遣社員の方が三日連続で遅刻をし、そしてとうとう無断欠勤をしてしまっているとのことだった。 当時の社内では半ば「ある

鷲見和紀郎展「brilliant corners」にて、自由を見る

横浜で9/25まで行われている、鷲見和紀郎さんの個展に行ってきた。 ヴェールに包まれた人1950年岐阜県生まれ、千葉県在住の美術作家。 資生堂ギャラリー、神奈川県立近代美術館、府中市美術館など、全国でも数多くの美術館やギャラリーに作品を提供している。 東京ディズニーランドの美術装飾を手がけたこともあるらしい。 実は鷲見和紀郎という人物は私が今住んでいる家の「ご近所さん」のひとりなのだけど、彼はいつも向かいの庭で黙々と仕事をしているか庭の笹垣の剪定をしているか、会えば挨拶

壊して、継いで、満たされて。

初めて金継ぎ体験に行った。思った以上に簡単で今後は自宅でもできそうだったので、再現のための工程と、ついでにそこでの大妄想を記録しておく。 そもそも金継ぎとは「割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法。金繕い(きんつくろい)ともいういう。」by Wikipedia 存在自体は知っていたけど、調べると私が思うよりもずっと歴史が古かった。縄文土器にも破損部を漆で修復した痕跡があったらしいし、室町時代以降、漆を使う工芸技術