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ゆとりでさとり、ど真ん中。

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雑談集。仕事の話、考えたこと、感じたこと。
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2022年3月の記事一覧

雇用形態関係なく働けたのは、この会社が初めてでした

せっかく関わってくださったのであれば、その人らしさを大事にして、一緒に働いて笑いたい。 #はたらいて笑顔になれた瞬間 課題しかない「これだから派遣はイヤなんだよ!」 その言葉に私は思わずギョッとした。 以前勤めていた会社で、私が人事部に異動したてのころの話だ。 私のデスクの前で、営業チームのリーダーが苛立ちを露わにしている。聞くところによると、出勤予定の派遣社員の方が三日連続で遅刻をし、そしてとうとう無断欠勤をしてしまっているとのことだった。 当時の社内では半ば「ある

矢沢あいの丸文字を真似ていたころの私へ。

手紙が出てきた。子供のころの自分からの手紙だ。 実家の荷物整理をした時に未開封のそれを見つけて、「何が書いてあるんだろー」とおもしろ半分に開けてみた。 8歳の自分から 全文公開ババーン。 8歳。小学2年生。 書いたことすら記憶にねえ。 20歳で読んだ記憶もねえ。 「こういう勉強なんです」の一文に、先生に書かされている感がすごい読み取れる。 すでに何回か変わっているらしい。 そしてその自分を受け入れているのか、はたまた諦めているのか、そんな雰囲気を醸し出している。 ちな

29歳、老いについて考える。

老いることは病気でもなんでもない「自然なこと」のはずなのに、なんで私は今、ドモホルンリンクルの無料お試しセットを頼もうとしているんだろう。 え、お母さん?鏡に映った自分を見てちょっと引いた。 これまでは笑ったときにしか出なかったのに、どんなに真顔を作っても口をキュッと結んでもくっきり出ているほうれい線。自分ではない、「どっかで見たことある顔」がそこにある。顔のパーツが、ではない。シワのでき方が母親そっくりだ。 それまで薬局のプチプラ化粧水をバシャバシャ使っていたけど、私も

自分の身に起きないと、分からないなんて。

よく言われる「知る」と「分かる」について今、考えたこと。 満床、満床、また満床私の大叔母(母方の祖父の妹)が、新型コロナウイルスの陽性だと診断された。87歳ひとり暮らし。 母宛に大叔母のヘルパーさんから電話があったのが18時。入院の手続きは家族でないとできないし、そしてなぜか彼女が救急車を呼ぶこと自体を嫌がっているらしく、困って私の母に連絡が来た、らしい。 そのとき母と私は千葉の実家にいて、大叔母の家は東京日野市。車でも片道2時間、電車だと3時間かかる距離だ。すぐさま駆