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「太陽」

 思うのです。

 今ただこうして
 冷風を頭から浴びながら、
 それはこの身体を守るはずの行為のはずであって、
 決して怠惰でも何でも無いのですが、

 現状。

 やらなければならないことがほとんど進んでいない中、
 それでも身体はまだ睡眠を求めており、
 私は寝床から脱出したのですけれど、この頭ときたら、

 嗚呼、やはり、動きにくい。

 それでも昼夜転倒だけは駄目です。
 あたくしは太陽、暴力という太陽と、それでも共生していくしか、
 他に道はないのです。

【了】


作品の価値は金銭やその額では決してありません。しかし、もし貴方の心なり脳なりが少しでも動いたり震えたり笑けたりしたら、是非ともサポートを願います。