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願った 確かに、願った 切望した希望した希求した熱望した この道が、この坂が、命果てるまで続くことを あれからどれだけの時間が流れ、 どれだけの叫び声が響き、 どれだけの涙が結晶化し、 どれだけ「もう嫌だ」という慟哭をあげたか分からない それでも進めと 貴方は言うのか ——坂の途中 登れず暮らすという—— それすらままならず それずら赦されず ただ両脚が粉々に砕け散り 頭ばかりがその体積を膨張させ続けた、 その結果として、今、 座骨と額を