食べ物の好みとストレスの関係【小さな変化が示すサイン】
仕事のプレッシャーや、日常生活の悩み、不満、不安など、
私たちは日々、多くのストレスにさらされています。
そんなとき、食べ物の好みにも変化が現れることがありますよね。
特に、辛い物を強く求めるようになることに心当たりはありませんか?
私自身、社会人になってから辛い食べ物が大好物になりました。
唐辛子たっぷりの激辛ラーメンやカレー、スープカレー、
麻婆豆腐に南蛮味噌、焼き鳥、キムチ、たまご焼き…。
唐辛子を追加でかけることも。(やりすぎです)
辛い物がないと物足りなかったんですよね。
学生時代には辛い物は苦手だったのに。
・・・不思議なものです。
今回の記事は、そんな私の変化から、
食べ物の好みとストレスの関係についてまとめてみました。
辛い物を求める理由:ストレスとの関連
辛い食べ物への欲求はストレスと深く関係しているのではないか
と考えています。
ストレスを感じると、
私たちの体は無意識にそのストレスを緩和しようとします。
強い刺激を求めるようになるのも、その一環かもしれません。
辛い物を食べることで、一時的に気分が高揚し、
ストレスを忘れることができるように感じるからです。
しかし、私は辛い物を摂取しすぎた結果、
慢性胃炎を患ってしまいました。
胃が重く、辛い物を食べるたびに痛みを感じるようになったのです。
それでもストレスの影響で、辛い物を止めることができず、
負のループに陥ってしまいました。
ストレスが味覚に与える影響
ストレスが味覚に与える影響は思った以上に大きいかもしれません。
ストレスが増すと、私たちは刺激を強く求めるようになり、
普段は気にしないような味覚の変化が起こることがあります。
辛い物への欲求が高まるのは、
味覚が鈍感になり、強い刺激で満足感を得ようとするためかもしれません。
味覚の変化は、カラダやココロが発しているサインのひとつなんですね。
そのサインを見逃さずに、自分のストレス状態に気づくことが大切です。
好みの変化が示す体調の変化
食べ物の好みの変化は、
体調やメンタルの状態を見直すきっかけにもなります。
例えば、以前は大好きだった辛い食べ物が突然受け付けられなくなったり、
逆に無性に食べたくなったりすることはありませんか?
そんな時は、一度、ご自分の体調やココロの状態に
目を向けてみることをお勧めします。
私の場合、辛い食べ物への依存が少しずつ減ってきたのは、
会社を辞めてストレスが軽減されたからだと思っています。
以前はストレスに圧倒されて、
その緩和手段として辛い食べ物に頼っていました。
現在は、辛い食べ物を食べたいという欲求も、
食べる頻度も減って、胃の調子も徐々に改善されてきました。
カプサイシンの魅力と注意点
もちろん、辛い物にはメリットもあります。
唐辛子に含まれているカプサイシンという成分は、
代謝を活性化させ、食べた後には発汗作用を促進します。
発汗作用があることで、
食後にスッキリとした感覚を得られることもありますし、
辛い物を食べることで一時的に高揚感を感じることもあります。
このような感覚は、
特に疲れたときやリフレッシュしたいときには心地よいものです。
しかし、中毒になるほどの過剰摂取は避けるべきです。
カラダが発するサインに耳を傾け、
辛い物を食べる頻度や量を適度に保つことが大切です。
ホント・・・胃の調子が悪いと食事も地獄になりますから・・・。
おわりに
まだまだ暑い日も多いですが、
季節の変わり目はストレスも感じやすい時期です。
食べ物の好みの変化は小さなことかもしれません。
でも、カラダやココロのサインに気付けたら、
生活習慣や食の偏りを見直せるチャンスです。
心身とも健康的なバランスの取れた食生活を心がけつつ
秋の味覚を楽しみましょう!
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
では、また!
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