無意識の「刷り込み」に気づいたとき
インプリンティングということばを
聞いたことはありますか?
わたしは中学生のころ、
英語の授業で知ったのが
初めてだったと思います。
ん?…あれ…
英語の授業だったっけ…?
ただ、どの教科だったかはどうでもよくて。
だいじなのはその内容!
アヒルだったか、カモだったかも…
ちょっとあやふやですが…
生まれたてのひよこたちが、
たまごの殻を自ら破って
外の世界に足を踏み出したそのとき、
はじめて出会った生き物を
「親」だと思い込む習性があり、
どこまでもその「親」についていく、
というお話。
これがインプリンティング。
つまり「刷り込み」です。
ここは間違ってないハズ!笑
この現象は動物行動学だけでなく、
わたしたち人間にも深い影響を与えています。
今回の記事では、
「刷り込み」の特徴をひも解きながら、
「無意識」のチカラを活かして
ジブンの価値観や行動、身のまわりのことを
振り返るヒントをお届けします。
無意識で受けている「刷り込み」
「あなたも『刷り込み』に基づいて
行動していますよ!」といわれたら…
ちょっと怖くないですか?
でも安心してください。
怖い・不安と感じたってことは、
「気づきがあった」ということ。
成長できるポイントでもありますからね!
実際のところ
わたしたちの価値観や行動って、
「刷り込み」がもとになっていることが多いんです。
たとえば…
子どものころの記憶を思い出してみてください。
・勉強ができた ・お掃除ができた
・テストでいい点数をとった
・大会で賞をもらった
・お手伝いをした ・人にやさしくできた
・絵が上手に描けた ・スポーツが得意だった
こういった結果に対して
「すごいね!」「えらいね!」と
褒められた経験はありませんが?
「元気にあいさつができて、えらいね」など。
この「結果」にフォーカスされた
褒められ方だけしか知らない場合、
「褒められないこと=ダメなこと」と感じるようになり、
失敗やリスクを避ける傾向が強くなることがあります。
これが「刷り込み」の一例です。
結果だけでなく、
過程にもフォーカスする大切さにも
気づかされますよね。
ジブンを知るための「棚卸し」
無意識のうちにしみ込んでいる
「刷り込み」に気づくためには、
気づくための質問が必要です。
大きく身構える必要はないですよ。
毎日、日常の中の行動や思考に
「わたしは、なぜ、これをしているんだろ?」
と問いかけてみるだけでOKです。
たとえば…
1.ジブンが大切にしていることはなんだろう?
・人には親切にするべき
・約束は守るべき
など、考えるまでもないと信じている
ルールはありませんか?
2.それを大切にする理由はなんだろう?
・誰かに教えられたこと?
・何かの経験から、そうしようと思った?
と、考えを大切にし始めたルーツを
探ってみてください。
3.この価値観は今のジブンにも合ってる?
・昔はうまくいってたな
・今はちょっとズレてきているかも
など、価値観の変化があるかもしれない、
という視点を持ってみてください。
ひとつでも、ふたつでも、
「あれ?考え方が変わってきてるかも」と気づくものや、
「ずっと変わらず、より深く、大切にしているもの」が
明らかになってくるはずです。
新しい価値観へのアップデート
無意識の信念の「棚卸し」をすることで、
ジブンの行動や考え方を見直すことができます。
「本当にそうなのかな?」
と、ジブン自身に問いかけることが
できるようになってくるためですね。
これは、新しい価値観を
受け入れる準備になります。
たとえば、
「完璧じゃないと認められない」と
思っていたことがあったとします。
そこに
「結果も大事だけれど、過程も大事」
という視点を持つことができたとしたら?
どうでしょうか?
「挑戦することに価値がある」と
思えるようになってきますよね。
すると、
「失敗したら終わりだ…」という考えも、
「失敗は課題の洗い出しの機会」と
捉えることができるようにもなってくる。
価値観をアップデートすることで、
小さな変化が起きはじめ、
ジブンを信じるチカラが身に付いてくるはずです。
わくわくしますよね^^
無意識の「刷り込み」と向き合う勇気
気づくことができた「刷り込み」は
過去に受け取り、大切にしてきた
「プレゼント」のようなものです。
価値観が変わるというのは、
ときに恐怖を感じることもあるはずです。
これまで信じてきていたことが
180°変わってしまうこともあるわけなので。
でも、サイズアウトした服を
ずっと保管し続けていますか?
大切に持ち続けるか、
リメイクするか、手放すか。
決めるのは「いまのジブン」
つまり、いまを生きる、あなたです。
まとめ
「刷り込み」は一生変わらないものではありません。
これまで無意識に受け入れていた「刷り込み」は、
意識して再形成することも可能です。
もし、ジブンを下げてしまうような
ことばの表現を多く使ってしまうクセがあると
気づいたときには、
「わたしという人間は、わたしだけ」
「わたし以外、わたしの人生は歩めない」
「わたしが、わたしの人生の主役」
って、思い起こしてくださいね!
ジブンにかけることばや、
ジブンを大切にする行動を身につけることで
意識的に刷り込みをおこなっていくんです。
そうすることで、
無意識のチカラを味方につけて、
未来がもっと「思い描いた方向」へ進みはじめます。
さいごに
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
刷り込みという現象を使って、
無意識を活用する方法、
いかがでしたか?
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