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心穏やかに生きていくために知っておきたい「執着」と「こだわり」の違い

こんばんは、りんです。

私たちが心穏やかに、幸せに生きていくためには、自分の考え方や物事への向き合い方がとても大切です。

その中でも「執着」と「こだわり」という言葉は、似ているようで実は全く違う意味を持っています。

この違いを知ることで、気持ちが軽くなり、より心地よい日々を過ごせるようになります。

ということで、今日は「執着」と「こだわり」の違いについてお話しようと思います!


「執着」とは?

執着とは、あるものにしがみついてしまい、それをどうしても手放せない気持ちを指します。

例えば、昔の思い出や人間関係、持ち物や成功体験など、「これがないと困る」「失いたくない」と強く思うことで心が縛られてしまうのです。

執着が生まれると、心の中に「不安」や「怖さ」が大きくなります。

「これがなきゃダメだ」と思い込むことで、新しいチャンスや幸せに気づけなくなることもあります。


〜執着の例〜

・過去の失敗が忘れられずに「また失敗するかもしれない」と新しい挑戦ができない→過去への執着

・好意を持った相手に対し「この人に気に入られなければ幸せになれない」と相手の態度に一喜一憂してしまう→人間関係への執着

・昔買った服を「思い出の品だから」と言って持ち続け、断捨離ができない→物への執着

・計画通りに進まないとストレスを抱えてネガティブな気持ちになる→理想や完璧への執着

・老後の生活のために資産を増やすことを意識しすぎて必要以上に貯金をし、日常生活を楽しめなくなる→お金への執着



「こだわり」とは?

一方、「こだわり」とは、自分が大切にしたいことをしっかり持っている気持ちを指します。

例えば、おいしいご飯を作りたいから料理の細かい部分に気を配る、自分の好きな洋服を選ぶときに素材や色にこだわるなど、こだわりは自分の価値観やセンスを表現するものです。

こだわりは、自分の個性や「こうしたい」という思いを大切にすることで、心の中に喜びや満足感を与えてくれます。



〜こだわりの例〜

・クオリティよりもスピードを優先し、「より迅速に納品したい」という思いで取り組む→仕事のこだわり

・料理で化学調味料を控えることを心がけている→食事のこだわり

・服は値段よりも質の良いものを選び、長く愛用することを重視している→持ち物のこだわり

・自己理解を深めるために、日記をつけたりノートに感情を書き出すことを続けている→向き合い方のこだわり

・家族や友人に対して、感謝の気持ちを言葉で伝えることを大切にしている→人間関係のこだわり


「執着」と「こだわり」の違い

「執着」と「こだわり」は、どちらも物事に対して深く向き合うことを表しますが、その結果が大きく異なります。

  • 執着:心が縛られ、身動きが取りにくくなること。

  • こだわり:自分の思いや価値観を大切にすることで、心が満たされること。

執着は、過去や外のものに頼りすぎている状態。

一方、こだわりは、自分の中にある「これが好き」「こうしたい」という気持ちを表現することです。


執着を手放して、こだわりを活かすには?

執着を手放すためには、まず「なぜこれにしがみついているのか」を考えてみることが大切です。

そして、「本当にこれがなくてはダメなのか?」と優しく問いかけてみてください。

手放す勇気を持つと、気持ちが軽くなり、新しい楽しさや幸せが見えてくるはずです。

こだわりを活かすためには、自分が何を大切にしたいのかという自分軸を見つけることが必要です。

たとえば、「これが好き」「これをやっていると楽しい」と感じることを素直に受け入れ、それを日々の中に取り入れてみてください。

それが自分らしい生き方につながります。

また、執着せずにこだわりという視点で物事に向き合うためには、自己肯定感を上げることも大切です。

自己肯定感が低いと、「これがなければ自分には価値がない」「誰かに認められないと安心できない」という不安から、執着が生まれやすくなります。

一方、自己肯定感が高いと、「自分はこれでいい」「自分が大切にしていることが正しい」と思えるため、物事に向き合う姿勢が柔らかくなり、執着せずに「こだわり」を活かせるようになります。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

執着は、心に負担をかけてしまうことがありますが、こだわりはより自分らしく生きていけるようになるものです。

この違いを知り、執着を少しずつ手放しこだわりを大切にすることで、もっと自由で幸せな毎日を送れるようになるはずです。

心が軽くなり、穏やかな毎日のきっかけになれば嬉しいです。

ぜひ一歩ずつ自分に問いかけながら試してみてくださいね。

執着の手放し方は、過去の人間関係や経験の棚卸しが必要になることが多いです。

もし手放すのが1人では難しそう、今生きづらいのはもしかして執着しているのかな?という心当たりのある方は、ぜひ1度無料相談会にお越しください^^

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