どこにでもいる人間の半生13
うつ病と診断されてから半年、お姉ちゃんがお世話になった社労士さん経由で障害年金を申請した。
姉は結局病院側と和解し多額の賠償金を貰い、障害年金を受給して旦那さんと愛犬とマイホームで幸せに暮らしている。
私もこの度、精神障害2級として申請が通った。
今は精神障害者手帳の申請中である。
ずっと休職していた化粧品会社の事務の仕事も辞めて、今は自宅で療養を続けている。
主治医に好きな事をしなさい、と言われ、姉の後押しもあり、私はハマっていたゲームのYouTube配信を始めた。
今はYouTubeの登録者数が1000人を突破して生配信をする事と、収益化をして子ども達に、ママの職業はYouTuberだと言う事が小さな夢である。
そして、自分自身を振り返ってみようと始めた、このnoteもまた、クリエイティブな事が好きな私に取っては、うつ病になった経緯や自分自身を知る為にも必要で、楽しむことの1つであり、有意義な時間である。
家事と育児の負担は主に旦那にのしかかっているが、今は私は私のやりたい事をやって、早くうつ病を治し、まずは負担のバランス、お互いに思いやり労い合う関係性を再構築しなければならないと思っている。
今まで私が全てしてきた、旦那はそれを身に染みて痛感しているようで、それはとても大変そうだけれど。
これまで、一年の流れ、提出物、病院、子を持つ責任の分担やバランスが取れていなかったのは明白で、私としてはそこを知ってもらえる良い機会になったとも思っている。
共有できれば、2人で回せれば。
たったそれだけのことであったのかもしれないし、そうでないかもしれないし。
少しずつお互いに夫婦として、家族として、見つめあって行かなければならないと思う。
ここから先は、まだまだ時間がかかるかもしれないけれど、少しずつ、ゆっくり、家族で幸せに生きる為に試行錯誤して生きたい。