デリヘル嬢になれてよかった。
私は本当にデリ嬢になれてよかった。
たくさんの人と出会って、
学んだことは3つ。
①相手をよく見ること
②ブランディング
③言語化力
①相手をよく見ること
元々看護師だから、患者さんを看ることはあった。
でも、患者さんっていわゆる他人。
私にとっては、元気になってもならなくても、どうでも良かった。
でも、お客様は違った。
お客様は社会の中で、家庭の中で、
沢山の問題を抱えている。
でも、私と会っているこの時間だけは、
自分らしくいてほしい。
ありのままで正直にいてほしい。
そう思ってた。
そしたら、どんどん相手のことが
見れるようになってきた。
お煙草の種類から始まり、
好きなブランド、音楽、食の好み。
生活リズム、好きな曜日も知った。
相手を知ることで距離が近くなり、
観察力が研ぎ澄まされた。
2回目の方には必ずお煙草などの
負担にならない程度の差し入れもしてた。
それが今では仕事に活かされている。
・上司の眼鏡の色の変化に気がつく
・上司や部下が残業している時には、
好きな飲み物を差し入れする
・名刺入れや手帳のブランドを覚える。
そこから信頼関係を築くことができたことは明白だ。
②ブランディング
「ブランディング?何それ?」
入店した頃は何も知らなかった。
キャバ嬢さんのYouTube、
営業、競争戦略、マーケターの本など。
いろんなものから勉強した。
そしたら、
お客様に選ばれる存在から、
お客様を選ぶ存在になれた。
いくらお金を持っていると言っても、
アサーティブなコミュニケーションが出来ない人は、
私にとっては苦痛で苦痛で…仕方がなかった。
汚いお客様、プライベートを詮索するお客様、
強引に挿れてきそうになるお客様…。
そんな人はNGにさせてもらった。
そしたら私の周りには、、、
遊び方が上手で、品が良く、デリ嬢とお客様を越え、
人としてお互いのことを思い合えるお客様がいた。
いつも優しいの本指名の皆様のことが
大好きだった。
今でもブランディングはもちろん継続。
人を差別するというわけではないけれど、
私の周りには大好きな人ばかりが
集まって仕事をしている。
とっても感謝なことだ。
③言語化力
これはもう、言うまでもなく
Heavenさんの写メ日記や
メッセージ機能のおかげだ。
平日毎朝7時半。
私が写メ日記を更新する時間だった。
平日毎朝同じ時間に。
お礼日記や鍵付き日記も。
性的なことを書くのは1ヶ月に1〜2度。
基本的には、社会問題やビジネス、
看護や医療知識について書いていた。
プレジデントやダイヤモンド、東洋経済を
見ながら感じたことを書いた日もあった。
ネタに困ることはなかった。
気がついたことや感じたことは
手帳やスマホ、PCにメモしていたので、
いつも「早く更新したい…!」と
思っていた気がする(笑)
お礼日記は、「ありがとう!」「かっこよかった!」「すごかった!」「楽しかった!」はとっっっても書きたかったけど、
言語化を諦めたくなかった。
私にしか見えなかった視点で、
言い回しや個人情報に注意して、
伝えたい相手にだけ伝わる文章で書いていた。
言語化して、文字だけで伝えるのは、
このnote同様に困難なことも多い。
ただ、凝り固まっている頭を使い、
気持ちを言語化する、
更に言うと
「自分の気持ちに気づく、考え方を構造化させる」
ことによって、言語化の近道になった気がしている。
今の仕事でも、メールの書き方や
PPTの作り方など、言語化が必要な部分で
とても活かされている。
長くなってしまったけど、
ここまで読んでくださった方はいるのかな…
もしいらっしゃれば、
本当にありがとうございます。
今日一日、あなたが幸せで
暮らせますように( ◠‿◠ )
りん♪