もし自信をなくしてくじけそうになったら〜「アンパンマンたいそう」がくれた勇気
1歳の我が子が好きなもの。そのひとつが、アンパンマンです。
おもちゃに興味を持ち始めて最初に遊ぶようになったのが、
アンパンマンのラトル(ガラガラ)。
ママ、パパ、ばあばの次に言えるようになったのが、
「パンマン(アンパンマン)」です。
かく言う私も、小さい頃アンパンマンが好きだったそうです。
ある出来事が起こるまでは。
私自身の記憶は曖昧なので、あとから母に聞いた内容も含みますが、
当時4歳くらいだった私は、その日アンパンマンの赤い靴を履いていて、
その靴について、近所に住む同い年の女の子にこう言われたそうです。
「アンパンマンなんて男の子のもんやん」
その日以来、一度もその靴を履くことはなく、
アンパンマンからも次第に遠ざかっていったようです。
おぼろげな記憶ですが、母から
「アンパンマンの靴履かないの?」と聞かれて、
「うん、いい」と答えた気がします。
そんな私が、数あるアンパンマンの歌の中で一番好きな曲が、
この「アンパンマンたいそう」です。
もし自信をなくして
くじけそうになったら
いいことだけ思い出せ
幼かった私は、好きなものは好きと言う勇気もなく、
傷つくことしかできなかったけれど、
歌の力強さや優しさは受け取っていました。
人と比べて落ち込んだり、
思うようにいかず諦めそうになった時、
頭のどこかでこの歌が流れて、励ましてくれました。
我が子には、好きなものを好きなだけ楽しんでほしい。
でももし、何かのきっかけでその気持ちが途切れてしまっても、
好きだった時の記憶や思い出は誰にも奪えない。
サンサンたいそうを踊る姿を見ながら
そんなことを考えています。
歌詞引用元:https://www.joysound.com/web/search/song/7685
画像引用元:https://www.ntv.co.jp/anpanman/