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【摂食障害】もう死にたいと強く思った
前回↓
自分の存在価値がないこと、生きていても辛いことしか起こらないこと。周りとの差。
「もう、死んでしまいたい」そう強く思いました。
そこからは食から死へ。毎日死ぬことばかり考えていました。計画も立てたし、失敗したくなかったので、確実に死ぬ方法を毎日調べていました。思い残すことはたくさんあるけれど、何しても無駄、早く楽になりたい、もう疲れた。誰も助けてくれない。理不尽な世の中から解放されたい。といった気持ちが強かったです。
この時の年齢が19歳でした。20歳で大人の仲間入り。私は大人になんてなれないから、キリもいいし20歳の誕生日に死のう、と決めます。方法については割愛させていただきます。
どうせ死ぬんだから、と今まで繋がりのあった友人たちとの縁を一方的に絶ち、LINEも消し、Twitterのアカウントも全部消し、準備は万全でした。
そして、結論から言うと、失敗しました。
深夜になにかゴソゴソと始める私に母が何か感じたのか、部屋まで来て見張っていたので、実行することは出来ず、未遂に終わります。
何してるの。早く寝なさい。
ベッドに入るまで部屋から出て行ってくれず、これはもう無理だと悟ったので諦めてベッドに入りました。この日は泣きながら寝たのを覚えています。一番助けて欲しい時に助けてくれなかったくせに、次は邪魔するんだ。
死ぬことはできなかった。でも、どうしてだか、母が部屋に来て安心している自分もいたのです。
この時に私は気がついたのかもしれません。本当は生きて、誰かに認めてもらいたい。生きてていいよって言ってほしい。太っても不細工でも普通に生活できなくても、それでもいいんだよって。上手く働けないし、たくさん嘘もついたし、自分のことが大嫌いな自分でも、それでもいいんだよって全部。
不思議なことに、別日に実行しようという思いはありませんでした。
そして、これからはゴールの見えない、先の見えない絶望的な生活が始まります。
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