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年末のごあいさつと現在の保育現場・子育て環境について思うこと

12月中にどうしてもやらねばと思っていたことを先ほど終えました。

体調不良で書きかけになっていたこの記事、最後まで書きました。マガジン読者の皆様には長らくお待ちいただき、申し訳ございませんでした、そしてありがとうございました。

この1年noteで有料マガジンを発行しつづけることができました。昨年の途中からはじめたマガジンなので通算で1年半ほどになります。少しずつ読者も増えて、本当にありがたいことです。さらに今年はコメントやお問い合わせなどから読者の方と対話する機会が増えました。

今子育て中である方々と保育現場以外で対話できることは、私にとってとても大切な機会になっています。

今の子育て環境・保育現場は当事者(保護者・保育者・子ども)が皆困難を抱えているように私には見えています。支援をする側である、保育者は悪環境の中で常に疲弊しています。保護者もこどもを支援する立場なのにもかかわらず、その余裕がない程疲弊しています。そうなると子どもはどうなるかは言わずもがなです。

エックスなどで対立している保護者と保育者は、両者とも支援が必要な困っている人なんだと私は思うのです。追いつめられてどうしようもなくて、助けてと叫んでいるように見えるのです。なんとかならないものかと思いますが、私ひとりでどうなるものでもなく、私以外にもそう思っている人もたくさんいるだろうと思うのですが、誰もどうすることもできず、苦しさが渦巻いているのが、今の子育て環境なのだと思います。

でも私はnoteを書き続けたことで、小さくですが対話できる方々に出会うことができました。これは私にとって、大きな一歩になっていたのだと振り返ってみて気が付きました。Twitterからnoteに、noteを有料にして、発信の場所を移したことで得たものです。

来年もこの形を続けることで、自分が思い描いていなかった場所にいけるかもしれない、そのことはたぶんやってみることでしか得られなくて、すぐにはわからなくて、振り返った時に積み重なったものに気づくのだと思います。

貴重な機会を私に与えてくださり、エックスで対話する、noteを読む、さらにマガジンを購読する、コメントしてくださる、と様々な形で応援していただいた読者の皆様に感謝しています。


前回のnoteで取り上げさせていただいたあずさ兎さんがこんなポストをしてくださいました。





子育てには確実に時間が必要。これは「一日中一緒にいることが子供のためになるとは限らない」「一緒にいる時間を濃いものにすれば大丈夫」って考えとはまた別の話。子にとっての「安心できる特定の大人」になるために、親側に必要な時間でもある。

「親代わり」という言葉があるけれど、「特定の大人」の役割って、親じゃなくてもできちゃうんだよね。子育てで他の人の手を借りることは大切だけど、子どもを知る機会が減る分、親自身が育児の主体でいるための努力が必要になるとも思う。

「子供は社会で育てる」ことって、親が育児の主体でなくなることじゃない。むしろ、親が主体でいるために、親子に対して社会ができるアプローチがまだまだある、ってイメージ。

あずさ兎さんのポスト

この考え、私も近い部分をずっと考え続けていたので、本当にそうだなと共感しました。そして私もやっぱりそういう支援をしていきたいと改めて思いました。

エックスは対話が難しく、最近はあまり核心を突くような発信しないようにしていましたが、あずさ兎さんのような方との出会いもあったことはとてもうれしい出来事でした。


…書きかけの記事の更新のお知らせとこれまでのお礼を書きたいと思いました。思い付きで書き始めたので、雑感がつらつらと並びましたが、これを今年最後の記事とさせていただきます。

皆様良いお年をお迎えくださいませ。

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