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【本日の保育室】ずっとそこに居たかのように

新しい年の初めに、noteでも少し新しいことをしたいと思いつきました。「本日の保育室」と題して、私の仕事のことを綴ってみようと思います。毎日とはいかないだろうし、個人が特定されない程度に多少のフェイクも入れつつになると思います。

また、これまで通り定期購読マガジンは週2回更新しますが、火・金更新という形ではなく、曜日を固定しない形にしたいと思います。そしてこの週2回の定期購読マガジンの記事以外に、この「本日の保育」の記事を書く試みをしてみます。短い記事だけど、ある保育士と子どもたちの日常が、ほんの少し垣間見えるようなものが書けたらいいな。「本日の保育」はできるだけ無料で書きたいのですが、その内容によっては有料になるかもしれません。最初無料で公開し、数日後に有料にすることもあるかもしれません。有料の場合でも、定期購読マガジンの読者の方は、そのまま読めるようにします。


<1月最初の勤務日>
年明け最初の勤務日。園自体は、前の週の土曜から開園していたが、ほとんどの子が今日から登園だった。とはいえ、まだ休みの子もいて、通常より子どもの数は少なかったので、のんびりゆったりとした始まりだった。

私はいつも通りに夕方からの勤務だったからなのか、年末年始の休み10日程ぶりにみんなに会ったが、久しぶり感は皆無で、いつもと同じようにさらっと保育に入った。誰も私の入室を気に留めることもなく、かといって私が居る事には気が付いていた。ずっとそこにいたかのようにごく当たり前に話しかけられ、いつの間にか一緒に遊んでいた。

何がいいのか確信もないしわからないのだが、自分は保育中子どもにとってできるだけ空気のようでいたいと常々思っているので、こんな風に今年の保育をスタートできたのは、なんだか良い感じだった。

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