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立派じゃない私で良かったかも、と思うこと

私はいい加減で適当な人間です。

近しい友達からは、あまりのいい加減ぶりにあきれられることもしょっちゅう。

どんだけ適当かというと…ここで書くと引かれてしまうかも…とまだ少し羞恥心があるので、具体的な描写は割愛します(笑)
どこかでリアルにお会いする機会があれば、すぐにわかってしまうことでしょう。

でもそんな私の失敗談や適当な日常を、家族も友達も笑ってくれるんです。
だから、まぁいっかと思います。
私が失敗してみんなが笑ってくれれば、失敗の甲斐もあるというものです。

そんないい加減な母親をもった子どもの本音はわからないけれど、「お母さんこんなんでごめんね」と言うと、子どもも「まあいいんじゃない?」と笑ってくれるので(実際はたぶんあんまり聞いてないだけ)、まあいっかと思います。

私は料理が苦手だったので、そのことは子どもに伝えていました(伝えなくても気づいただろうけど)。まぁいい加減なりに頑張りましたが、レベルの低い家庭料理で子どもたちは育ちました。
苦手だと伝えていたので、周りの期待度も低かったと思います。
なにより私自身の期待度が低かったです(笑)
だから、ちょっとがんばると、私えらいなーと思っていました。誰も褒めてくれないので、自分で褒めることにしていました。

好きなことだけまぁまぁ頑張って、苦手なことはかなり適当に流しました。

専業主婦だけど、そんなに家事を頑張りませんでした。

何をしていたのかというと、子どもを毎日穴が開くほど見ていました。あかちゃんのときも、反抗期のときも…進学で家を出ていくその日まで、どんなときも、かわいいな…何歳までかわいいのかな…大好きだなと思って見ていました。

そんなんでも、子どもは立派に育ってくれました。
ほぼ勝手に育ってくれました。
子どもというものは、たいがい昨日より今日、今日より明日できることが増えていく生き物なんだな…とありがたい気持ちです。

子どもたちは適当だけど楽しそうな私を見て、お母さんみたいにあんな適当な感じでも、笑って生きてていいんだなと思ってくれたんじゃないかな、そうだといいなと思います。
それが私が子どもに教えることができた最大の功績だと思っています。
私はそれで満足なのです。

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