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「親子の仲が良いから話せない」ってどういうことなのか

前回のこちらの記事の中で書いたことに関連して、もう少し書きたいことがあります。


この記事の中でも書きましたが、「若者のセルフネグレクトが増えている」という内容の番組を見ました。

当事者(かつてそのような状態に陥ったことがあったが、今は周囲の協力で生きることに前向きになっている)の若者がインタビューにこたえていました。

「セルフネグレクトの果てに、自死する(未遂も含め)若者も増えている」
そこに至るまでに何があったのか、どういった背景があったのか…当事者の話の中にその要因を探り、解決策を議論する番組でした。

当事者の話の中に、私が個人的にいくつか引っ掛かるというか、考えさせられた言葉がありました。今日はそれについて考えたことを書きたいと思います。


セルフネグレクトとは

最初に、あらためてセルフネグレクトの定義は何だろうと思って調べてみました。

本人自身の基本ニーズ(衛生面、服飾面、食事など)を顧みない行為

厚生労働省


セルフネグレクト(英: self-neglect、又は自己放任)とは、個人自身の基本的ニーズに対して発生するネグレクト行為であり、それには不適切な衛生、服飾、食事、医学的状況などが挙げられる 。より広義には、個人の保健、衛生、生活環境などのセルフケアが不足している状況をいう。

Wikipedia

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