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日本の保育の長さが子どもの発達に影響がないことは、保育の質の高さが前提である

長時間保育がまた騒がれているな…と思っていたら、ついにabema.TVで番組が組まれていました。


abema.TV「長時間保育は悪影響?意外な研究結果も…」

気になった部分を、書き起こしてみよう…と思ってやり始めたら、結局全部書き起こしてしまいました💦いろいろ思ったことも加えて書きました。

「長時間保育は悪影響?意外な研究結果も…」



日本の保育園の開園時間は、閉園時間から1時間延長し夜7時までの園も多い。
夜8時~10時まで延長するケースも増加している。



「保育園を考える親の会」アドバイザー普光院亜紀さん


日本は長時間労働の社会なので、諸外国と比べても労働時間がとても長い。そのことで子どもが寂しい思いをするというのは、一面真実であるとも思う。

親がどんどん働けるとなると、子どもは家以外の場所で長時間過ごす事になるのだから、心の中に疲れというものがたまってくる可能性がある。親と触れ合う時間が少なくなるという事は、親と子どもの関係性にも影響があると思う。

「保育園を考える親の会」アドバイザー普光院亜紀さん

実際、長時間保育は子どもに影響を与えているのか。


保育時間や育児環境などのチェックリストから子どもの発達状況を調査している、
筑波大学安梅教授。

どんなに長い時間フォローアップしても、どの年齢でも、時間の長さや時間帯は全く関係要因として出てこない。それはなぜかというと、日本の認可園の質が担保されているから。一方で、親御さんがサポートのない状態でストレス高く子育てしている要因の方が、子どもの成長にはネガティブな影響を及ぼす。

筑波大学医学医療系 安梅勅江教授


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