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【詩】無色透明な幸せ
幸せとは何も起こらないこと。
大きく心が乱れたり
心が疲れないこと。
「また、明日ね」と未来へ小さな約束を交わせること。
「おはよう」とまた会えること。
翌日のことを考えながら眠ること。
とくにこれといって何もない日。
幸せってきっとこんなもの。
何も起こらない日々は
じつは奇跡の連続
幸せとは 静かな日々の連なり。
はじめまして|ごあいさつ
はじめまして。
凛と申します。
自己紹介なしでnoteを始めてしまったので
遅ればせながらご挨拶をさせていただきます💦
大都会での暮らしを離れ
自然豊かな田舎でフリーランスとして活動中。
のどかな田園風景に囲まれ
贅沢な時間を過ごしながら暮らしています🌱
noteを自己紹介なしで始めた理由は
何者でもない素の自分で
純粋に言葉と向き合い
創作を心から楽しみたい
と思ったからです。
余命宣告された父と私の選択
10年前、私の父は余命宣告を受けました。
残された時間はわずか半年。
医師からは
「本人に余命を告げるかどうか」
「どの治療方法を選ぶか」
二つの選択を迫られました。
抗がん剤治療で、わずかに命を延ばすことは可能でしたが
激しい副作用に苦しむ日々を送ることになるかもしれません。
それとも治療せずに残りの時間を穏やかに過ごし
好きなことをして最期を迎えさせるか。
人は死を宣告されたらどのよ
【詩】小さな鳥の大きな決断
窓の外に視線を向けると
スズメが休憩していた。
その小さな姿は
まるでこの忙しい世界から一瞬だけ逃れて
静かで穏やかな時間を楽しんでいるかのように見えた。
騒々しい日常から解放され
心の平穏を取り戻しているようだった。
疲れたら休めばいい。
迷ったら少し立ち止まって考えたらいい。
私たちは常に何かに追われている。
スズメのように
時には立ち止まりゆっくり深呼吸をして
自分が行きたい方
【エッセイ】スーパーで出会った小さな勇者・6歳の男の子が教えてくれたこと
毎年、母の日が近づくと思い出す光景があります。
それはもう10年も前のこと。
おそらく、これから先も忘れないでしょう。
仕事帰りに立ち寄るスーパーはいつも夕方は大混雑。
ある日、そのスーパーのレジの行列に、ひと際目立つ存在を発見。
6歳ぐらいの男の子がひとりで並んでいたのです。
周囲を見渡しても大人はいない。
「えっひとりで来てるの…」
私は心配になり男の子の様子を見守ることに。
男の子の
【エッセイ】「どこにいるか」ではなく「誰と過ごすか」が大切だと気づいた瞬間、心が動いた
私が一番大切だと思っていたのは「自分がどこにいるか」ということでした。
都会への憧れ、新鮮な体験を求めて20代で故郷を離れて都会に旅立ちました。
都会での生活は新しい出会いや体験に溢れ、とても楽しかった。
テレビで見ていた街に自分がいる…
すごい場所に立っているという優越感でいっぱいだった。
でも、その一方で孤独と不安を抱えていたのも事実。
抱えていたというより孤独にフタをして
やり過ごし
【エッセイ】日本代表の控え選手とキャプテン時代の葛藤が重なり合う
私は小学、中学時代は地元の強豪校のバスケチームのキャプテンでした。
でも…試合開始から15分だけのレギュラー。
いつも決まって出場時間は開始15分間だけ。
そんな学生時代の挫折とサッカー、バスケの男子日本代表の控え選手に
重ねてしまう想いを綴ります。
フル出場できない悔しさと虚しさ私がフル出場できない理由は明確で、後輩に追い抜かれてしまったから。
レギュラーメンバーになっていたのもキャプテン