友人と一生涯の友情を築きたいなら思考を深めたほうが良い
小学生の時に自分の生き方に影響を与えるような事をふと思った。それは今遊んでいる人は大人になったら遊ばなくなるのではという何気なく思ったことから始まった。
当時の自分が寂しがり屋だったり、遊んでいた友人が5つ、3つ離れていたからというのもあると思うが、みんな中学校に行ってしまうと同じ地元なのに関わりがなくなってしまう。
こっちだけ一方的に覚えているのに向こう側は俺のこと忘れてるのかなとか思うとなんかその人が自分の人生においては重要な登場人物だっただけに一方通行な感情な気がして寂しいし、いつかもう一度会えるようになるにはどうすれば良いのかと当時の僕は著名人になれば向こうも自分のことを思い出してくれるだろうとか本気で考えていた。
時は流れて僕も中学、高校を経て思春期を迎え純粋さに少し邪な考えが入るようになり、友達付き合いも損得感情などで選ぶようになってしまう悲しい人間になっていった。その頃は今思うと凄く勿体無くて誰とでも分け隔てなく仲良くするべきだったなと思う。
そんな高校2年の時に友人が友情について興味深い事を言っていたのを今も覚えている。それは小中高、社会人とステップアップしていく中で人はそのコミュニティの人としか関わりを持たなくなるし、ずっと繋がれる人とそうではない人の違いは哲学を持ってるかどうかだと思うと。
凄く深いしその通りだなと思ってしまった。要は自分の中に確固たる思考の芯があって会話じゃなくてたまに対話が出来るような人でないと繋がりとして浅い関係になってしまい一生涯の友情は続き得ないという事だ。
自分は一期一会という言葉が好きだから、その場だけの関係で終わりなのは少し寂しいなって思ってしまう。まずは自分自身が深い思考を持った愛される人間を目指してこれからも頑張ろうと思う。