人を変えれるのは良い環境と周りの人間だと思う
僕は小、中学校は地元で過ごして高校は野球推薦で東京に行く事ができた。
地元は割と良い地域でプチ富裕層みたいな人が沢山いる所なのだけれど、僕の同年代は何故か荒れている子が多かった。今思えば無茶苦茶しているやつだらけだった。側から見れば僕もその1人だったかもしれない。高校に進学するまでは僕もまともな奴とは言えない人間だった。
僕が進学した高校は幼稚園から大学まで一貫校で高校は偏差値が70ぐらいあったから、本当に真面目な人しかいなかった。僕は入学して1週間も経たないうちに舐めくさった奴に手を出してクラスの野球部以外全員からドン引きされていた(笑)
なんで急にこんな誰も興味がなさそうな僕の過去を話しているかというと最近地元の同級生数人とご飯に行って僕は環境に恵まれたから変われた人間だったのだなと痛感したからだ。
再開した中学校の同級生はここでは言えないような事を今もやっていたり、飲食店でお客さんとしての態度が悪かったりと正直がっかりするぐらい成長できていなかった。
その光景を目の当たりにして、僕もずっと地元で過ごしていたらどうなっていたかわからないなとふと思ってしまった。
僕を変えてくれた高校3年間は何が良かったのかと言うと周りの人間が良かった。同級生も先生も皆んなカッコいい真面目さを持っていたし、自分よりも他人の事を思いやれる人が多かった。そんな環境が自分さえ良ければいいやと本気で思っていた自分を変えてくれたと思う。
高校3年間は本当はやりたくない野球もしていたし、挫折するような怪我もあったし、もともとが不真面目な自分は周りと馴染むこともなくて、毎日が苦しい3年間だった。
在学中は進学したことに後悔していたけれど、今となっては自分にとって1番良かった選択だったのかもしれないなと思う。
あの時の人生が苦しかったからこそ黙々と努力するしかなかったし、考えるしかなかった。もし地元の高校でぼけっーと遊んでいたら今の自分はないと思う。
人が変われるのは良い環境と周りの人間にどれだけ感化されるかしかない。もし今悩んでいたり壁にぶち当たっている人がいるのであれば、思い切ってこの2つを変える事をおすすめする。